ラブ★コン

漫才コンビのように仲がいい、身長の高い女子・小泉リサと身長の低い男子・大谷敦士が、大阪府の高校を舞台に繰り広げる青春ラブ・コメディ。「別冊マーガレット」2001年9月号から2006年12月号にかけて連載されたのち、過去編の「ラブ★コン プラス」が「別冊マーガレット」2007年4月号から6月号にかけて連載され、本編のあとを描いた「ラブ★コン ファイナル」が「別冊マーガレット」2007年9月号に掲載された。『ラブ★コン』はコミックス全17巻だが、本編は第16巻までで、第17巻にはその「ラブ★コン プラス」と「ラブ★コン ファイナル」が収録されている。2003年小学館漫画賞受賞作品。

正式名称
ラブ★コン
作者
ジャンル
ラブコメ
レーベル
マーガレットコミックス(集英社)
巻数
全17巻
関連商品
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あらすじ

第1巻

長身の女子・小泉リサと、小柄な男子・大谷敦士は、漫才コンビのように仲がよく、その身長差もあって、舞戸(まいど)学園高校1年2組の名物コンビとして知られていた。そんな夏のある日、リサは敦士から、お互い気になっている異性と親しくなるため、協力しようと持ちかけられる。そこでリサは鈴木涼二と、敦士は田中千春となかよくなるため四人で出かけるが、その結果、なぜか涼二と千春が急接近してしまう。それでもあきらめられないリサと敦士は、好きな相手に異性として意識されづらいのを身長のせいにせず、お互い前向きにアプローチしようと励まし合う。しかしそうするうち、リサは敦士の努力家で心優しい一面に気づき、次第に惹かれていくのだった。そして涼二と千春も交えて四人で夏祭りに出かけた日、もはや涼二と千春のあいだに付け入るスキはないと判断したリサと敦士は、お互いに失恋して今後は涼二と千春の仲を応援する事にする。こうして涼二と千春は交際を始めるようになったが、それまでのあいだずっといっしょにいたリサと敦士は、周囲に交際していると勘違いされてしまう。この誤解を解きたい二人は、負けた方は勝った方の言う事を何でも聞くという条件のもと、どちらが先に恋人ができるかという勝負を開始する。

第2巻

冬になり、小泉リサ大谷敦士は、クリスマスの日にいっしょにヒップホップグループ「海坊主」のライブへ行く事になった。そんな中、リサは敦士の元恋人・神崎真由と知り合い、敦士への伝言を頼まれる。それは、クリスマスの日に敦士と真由の中学時代の仲間でパーティをするが、その時に話したい事があるので、ぜひ来てほしいというものだった。これを受け、真由がまだ敦士に未練があるのではと考えたリサは、敦士にクリスマスは自分と遊びに行くのではなく、真由に会った方がいいと勧める。しかし当日、リサが一人でライブ会場へ向かっていると、そこに敦士が現れる。敦士は、先約であるリサとの約束を優先させたのである。結局その日、リサと敦士は二人で楽しく過ごすが、これによってリサは自分が敦士と真由の復縁を邪魔したのではと思うようになってしまう。しかし真由が話したかった事とは、敦士自身の身長の低さにコンプレックスを抱く必要はないという内容のものであった。

第3巻

海外から帰国した幼なじみの深川遥から告白された小泉リサは、その申し出を断った。そして2年生に進級したリサは、今年も大谷敦士と同じクラスになり、ますます敦士を意識している自分に気づくのだった。その直後、リサと石原信子は、始業式で先生に必要以上に厳しく叱られ、困っている女子を助ける。これをきっかけに「寿聖子」と名乗る彼女はリサと信子に懐き、さらにリサ経由で敦士とも知り合う。そこで敦士に一目惚れした聖子は、いきなり彼にキスをする。その日から聖子は敦士に熱烈なアプローチをするようになり、敦士もまんざらではない様子で接していた。そんな二人を見たリサは内心穏やかではなかったが、その直後、聖子は実は女装した男性であり、本名は寿聖子郎である事が発覚する。ショックを受けた敦士は、その日から聖子郎とどう接したらいいか悩むあまり、そっけない態度を取ってしまう。しかし敦士はリサと話すうち、たとえ恋愛対象外だからといって、好意を無下にするのはおかしいと気づく。そこで聖子郎に恋人にはなれないが、嫌っていたり、偏見を持っていたりはしていないと告げ、二人は仲のいい先輩後輩として付き合っていく事になるのだった。

第4巻

小泉リサは、大谷敦士への思いを自覚したが、今の友人関係からどう踏み出せばいいのかがわからず悩んでいた。そのまま夏休みが訪れ、リサは敦士、石原信子中尾平吉田中千春鈴木涼二の六人で海へ行く事になった。しかしそこでリサは足をケガしたうえ、敦士にリサのような背が高すぎる女性は恋愛対象にならないとからかわれた事で、思わず涙してしまう。しかしこれによって敦士は、実はリサに思い人がおり、しかも自分以外の友人達は全員それが誰なのか知っているという事に驚くのだった。そんな敦士の鈍感さにリサは呆れるが、信子から敦士のような男性には、はっきり言わないと伝わらないとアドバイスされ、後日告白する。しかし敦士はそれを冗談と受け取り本気にせず、二人の関係は進展しないまま夏休みは終わるのだった。そして二学期となり、すぐに学園祭の準備が始まるが、学園祭当日リサは、これだけはっきり伝えても理解してもらえないのは、敦士に取って自分が恋愛対象ではないからではないかと落ち込む。そこにリサを心配した敦士が訪れ、なぜ泣いているのかと聞かれたリサは、それは敦士のせいであると伝えて再度敦士に告白する。

第5巻

修学旅行の初日、小泉リサ大谷敦士に告白したが、恋愛対象としては見られないという理由でふられてしまった。それでも敦士といい関係でいたいリサは、ひとまず告白の事は忘れてこれまで通り接してもらう事にし、リサ達のグループは翌日予定通り楽しく北海道を回る。しかしその途中、敦士の優しさに触れたリサは、やはりすぐにはあきらめられないので、告白した事は忘れないでほしいと頼むのだった。こうして修学旅行は終わり、リサはクリスマスをいっしょに過ごさないかと敦士を誘う。敦士は、中学時代の仲間との集まりに出るためその申し出を断るが、リサはその参加者に神崎真由がいるのではと勘ぐってしまう。しかし敦士は、逆にリサをその集まりに誘い、さらに石原信子らも参加する形で、リサ達は当日楽しく過ごすのだった。その直後、リサはクリスマスの日に不参加だった真由が、恋人と別れたらしいという噂を聞く。リサはこれを機に、今度こそ敦士と真由がよりを戻してしまうのではと不安になるが、そこに現れた敦士は自分には真由よりも、リサのような女性が合っている気がすると語るのだった。

第6巻

小泉リサは、バレンタインデーに大谷敦士にチョコレートを渡したが、二人の関係は一向に進展せずにいた。そこでリサはホワイトデーの日、体調を崩した敦士のお見舞いに行き、敦士にキスをして改めて告白する。しかし翌日、敦士は体調を崩していたせいで昨日の記憶がないと言い出し、リサの決死の行動は無に帰すのだった。そして新学期が訪れ、3年生となったリサ達の副担任として、舞竹国海、通称「マイティ」がやって来た。国海は美形で親切なうえ、リサのお気に入りのゲームキャラクター「ケイン」によく似ていた。これによってリサはすぐに国海の大ファンになるが、そんなリサに敦士は不服気味であった。しかし、それでも敦士はリサを恋愛対象として意識しきれず、二人はこれが原因でまたケンカになってしまう。いつまでも煮え切らない敦士にとうとう疲れたリサは、もう敦士を思うのをやめると宣言。国海の生態について調査する部活「マイティ部」を立ち上げ、ファン活動に没頭し始める。しかし事情を察した国海は、リサと敦士の仲が元通りになるよう陰でサポートを開始。その甲斐あって、敦士は自分が国海に嫉妬している事を自覚し始める。

第7巻

小泉リサは、大谷敦士たっての希望でマイティ部をやめ、以前のように敦士といっしょに過ごすようになっていた。その直後、実は舞竹国海には婚約者がいる事も発覚し、安心した敦士はバスケットボール部の引退試合に向けて、練習に専念し始める。しかし、舞戸学園高校の初戦の相手は前年度の優勝校に決まってしまい、敦士はすっかりやる気をなくしてしまう。そんな敦士に、リサはせめて精一杯の応援をしようと決め、当日リサのお陰で元気を取り戻した敦士は、結局試合には負けてしまったものの、自分にはリサが必要だと実感するのだった。そして夏休みとリサの誕生日が近づき、敦士はリサにプレゼントを渡そうと考える。しかし、ここでも二人は些細な事からケンカになってしまい、リサの誕生日パーティが始まっても、敦士は姿を見せずにいた。だが、リサが落胆していると、そこに遅れて敦士が現れ、プレゼントを渡して花火を見ながらリサにキスをする。そして後日、リサに改めて自分は友達だと思っている相手にはキスをしないと伝え、リサがこの意味を理解した事により、二人はとうとう交際を始める。

第8巻

ついに恋人同士となった小泉リサ大谷敦士は、夏休みに初デートをする事になった。しかしリサは、敦士を意識するあまり失敗ばかりしてしまい、落ち込んでいた。さらにそこへ偶然、神崎真由が通りがかり、リサはがさつな自分と女性らしい真由のあまりの違いに、悲しくなってしまう。しかしそんなリサの様子に気づいた敦士は、真由にリサと交際を始めた事を報告し、敦士のこの気遣いにリサは感激するのだった。そして二学期が始まり、友人達にも交際開始の報告を済ませ祝福されるリサと敦士だったが、敦士の隣家に住む吉岡美々だけは、これを知って激怒していた。美々もまた以前から敦士に思いを寄せており、いつか自分が敦士の恋人になる気でいたのである。そんな美々はすぐさまリサにライバル宣言をして、今以上に敦士に近づくようなら許さないとリサを脅し始める。困惑するリサだったが、美々が敦士の前では長年猫を被り続けて来たほど敦士を思い、苦労して来た事を知ると、ライバル心よりも仲間意識が芽生えてしまう。そして三人で過ごすうち、リサと敦士の絆の深さを知った美々は渋々負けを認め、以降リサと美々は不思議な友情を築くようになるのだった。

第9巻

秋になり、舞戸学園高校では文化祭の準備が始まった。ここでも小泉リサ大谷敦士は、実行委員としていっしょに働く事になるが、早速ケンカになり、周囲を心配させてしまう。そんなある日、リサは深川遥に、文化祭当日いっしょに過ごさないかと誘われる。今年はリサが3年生で最後の文化祭になるため、遥はどうしてもいっしょに過ごしたいのだという。しかし、これに敦士が嫉妬したのがきっかけで、リサと敦士は仲直り。リサは遥に申し訳ないと思いつつ、遥との予定をキャンセルして敦士と過ごす事にするのだった。こうして文化祭当日となるが、二人が遊びに行こうとすると、結局遥も交えて行動する事になったり、敦士がバスケットボール部の面々に呼び出されたりと思うようにいかない事が続く。しかし、ようやくスキをついて二人きりになったリサと敦士は隠れてキスをして、いい思い出を作るのだった。そして学園祭は終わり、とうとう受験について真剣に考える時期がやって来た。受験勉強したくないリサは専門学校への進学を考えていたが、敦士は大学進学希望なのだという。リサは敦士の成績では難しいのではと心配するが、実は敦士には将来教師となり、バスケットボールを教えたいという夢があった。リサは進路がバラバラになる事に淋しさを感じつつも、その夢を応援する決意をする。

第10巻

高校卒業後の進路が決まっていない小泉リサは、ひとまずファミリーレストランでアルバイトを始めていた。そこでリサはアルバイト仲間の小堀和希と親しくなり、仕事には苦労しつつも充実した時間を過ごす。一方その頃、大谷敦士は受験勉強に必死に取り組んでいたが、思うように成績は上がらず、その結果リサに当たってしまいさらに落ち込むという、悪循環に陥っていた。反省した敦士は、塾の帰りにリサのアルバイト先へ行く事にするが、そこで敦士が目撃したのは、眠るリサに和希がキスしようとしている光景であった。和希がリサに思いを寄せていると捉えた敦士は心配するが、リサは今ひとつ危機感を持てず、その後も和希と親しくしてしまう。そんなある日、リサは和希から海坊主のライブに誘われる。さすがにそれはよくないのではと思うリサだったが、和希に懇願されて結局了承。しかしその帰り道を敦士に目撃され、とうとう怒った敦士は、しばらく距離を置こうと提案する。反省したリサは、合格祈願に秋祭りへ行こうと敦士を誘うが、当日は台風となり秋祭りは中止。リサは敦士ではなく、偶然現れた和希と帰路につくのだった。

第11巻

小泉リサ大谷敦士は、一度は別れの危機に陥ったものの、クリスマスをいっしょに過ごした事で無事仲直りした。そして年が明け、いよいよ三学期が始まるが、リサはいまだに進路を決められずにいた。そんなある日、リサは石原信子が身体を壊した祖母のため、急きょ進路を変更して北海道の短期大学を受験する事を知る。いつも非常に仲のいい信子と中尾平吉のカップルが、今後遠距離恋愛になる事にリサは驚くが、二人が平気そうにしているためになにも言えず、ひとまず見守る事にする。しかし平吉は、信子の前では何事もなかったかのように振る舞っていたが、内心は強いショックを受けていた。信子の入試日が近づくにつれ平吉の様子はおかしくなっていき、ある日とうとう平吉は階段から落ちてケガをしてしまう。リサと敦士は、平吉が信子に北海道に行くなと言えば信子は従うのではと考え、平吉に素直になるようアドバイスをする。しかし平吉は、あくまで信子と信子の祖母の事を思い、笑顔で信子を入試に送り出すのであった。こうして平吉と信子の問題は解決し、次はいよいよ敦士の入試日がやって来た。当日は大雪で一時は会場に辿り着くのも危ぶまれた敦士だったが、リサのサポートで無事到着する。

第12巻

大谷敦士の受験が終わり、小泉リサと敦士は「小泉感謝祭」と称してデートする事になった。その途中、撮影中の吉岡美々に出会った二人は、美々のモデル仕事を見学していく事にする。そして美々の仕事ぶりに感激したリサは、兼ねてから勧められていた、ファッション関係の専門学校に進む事を決意するのだった。その直後、ついに敦士の合格発表日が訪れ、当日アルバイトがあるリサは敦士からの連絡を待つ事にする。その日はなかなか連絡がこないうえ、こちらから敦士に電話をしても会話にならず心配になるリサだったが、敦士は無事合格。安堵するリサだったが、敦士と同じ大学を受験した鈴木涼二田中千春のうち、涼二だけが不合格となる。涼二は入試期間中ずっと体調を崩しており、受験した大学すべてに落ちてしまったのだという。結果、浪人が確定した涼二をリサ達は励まそうとするが、そんな折、リサ達のクラスに細川弱男と名乗る男子がやって来る。弱男は以前から千春に片思いしており、もし千春と同じ大学に合格できたら、千春に告白すると決めていたのだ。そんな弱男に千春を譲れと言われた涼二は、つい弱気になり、一部始終を見ていた千春とケンカになってしまう。

第13巻

田中千春は、先日の鈴木涼二の頼りない態度が原因で、ふだんの人柄からは信じられないほど激怒していた。このままではいけないと考えた大谷敦士は、筋肉自慢の細川弱男を見返すため、涼二と弱男を柔道で勝負させる事を思いつく。勝った方が千春と交際できると聞いた弱男はがぜんやる気を出すが、当然涼二も負けられない。そこで小泉リサと敦士は、涼二の自宅で涼二の姉・鈴木好美の指導のもと、涼二を鍛える事にするのだった。そして試合当日、勝負は弱男の圧勝で終わるかに思えたが、リサの機転により弱男は油断して涼二が勝利する。これによって涼二と千春の問題は解決するが、リサは弟の小泉隆人が受験に失敗し、滑り止めの舞戸学園高校に進学する事になってしまったのを案じていた。そこでリサは隆人を誘って舞戸学園高校を案内する事にし、そこで敦士と話した隆人は少し考えを改め、舞戸学園高校進学に前向きになるのだった。その直後、海外旅行に行っていた小泉リサの祖父が小泉家に遊びに来るが、リサの祖父はリサと敦士の交際に大反対。その日から知人の女性を使って、二人の仲を引き裂こうとする。

第14巻

大谷敦士は、最近知り合った年上女性・大谷瞳に熱烈なアプローチをされ、困っていた。事態を知った小泉リサは、瞳が小泉リサの祖父が送った刺客である事を伝えるが、敦士は信じず、二人はケンカになってしまう。その直後、リサの祖父と瞳が待ち合わせしているらしいと知ったリサと敦士は、瞳が来るのを待つが、そこに現れたのはまったく別の女性であった。彼女はリサの祖父に敦士を誘惑するよう頼まれたが、敦士と小堀和希を間違え、和希に接近していたのである。これによって瞳に対して思い違いをしていたと気づいたリサは、すぐさま瞳に謝罪するが、リサの祖父が改めて調べたところ、瞳は想像以上にたちが悪くバックにやくざがついているような女性であった。さらに瞳はリサを邪魔に思い、リサを知人男性達に乱暴させる計画を立てていた。それを知らないリサは、ある日瞳のマンションへついていってしまうが、リサの祖父から話を聞いた敦士が慌てて駆けつけるとリサは無事で、瞳の命令をただ楽しくいっしょに遊ぶ事だと勘違いした男性達と、ゲームをしているだけであった。こうして瞳の本性を知った敦士は瞳と距離を置き、リサの祖父も反省。リサの祖父はまだ敦士を認めたわけではないものの、敦士にお礼を言って、また海外へ旅立つのだった。

第15巻

舞竹国海舞竹百合が南の島で結婚式を挙げる事になり、小泉リサ達生徒は揃って出席する事になった。リサ達は早速楽しい時間を過ごすが、国海のお節介でリサと大谷敦士は、ホテルの部屋を同じにされてしまう。驚くリサを敦士は気遣うものの、リサは恥ずかしがるあまりとうとう敦士を怒らせてしまい、結局敦士は別室に泊まる事になってしまう。翌朝、反省したリサは敦士に謝ろうとするが、そこに百合が行方不明になったという報せが届く。心配したリサ達は早速百合を探しに街に出るが、リサと敦士がようやく百合を発見すると、百合は結婚に反対する父親と殴り合いのケンカになっていた。しかしそこに国海が駆けつけ、いっしょに百合の父親を説得した事で、事態はようやく収束する。結婚式は無事開催され、リサ達は安堵するのだった。こうして式を終えたリサ達が帰国すると、3年生はいよいよ卒業式に向けて、各クラスで卒業委員を選出する事になった。委員には偶然にもリサ、敦士、石原信子中尾平吉田中千春鈴木涼二のいつものなかよし六人組が選ばれ、リサ達は高校生活最後の仕事に励む事になる。

第16巻

卒業委員となった小泉リサは、これまで学校もアルバイト先も同じだがあまりかかわりのなかった安倍とも、いっしょに活動する事になった。しかし卒業委員の仕事が始まったその日から、大谷敦士はなにかとつまらない嫌がらせをされるようになってしまう。さらに現場にいつもリサがいる事から、犯人はリサではないかという疑いが出るが、その直後にすべての嫌がらせは安倍が仕組んだものであると発覚。安倍はアルバイト仲間の小堀和希の幸せを願っており、もしリサが敦士と別れたら、リサに思いを寄せる和希にもチャンスがあるので、二人を別れさせようとしていたのである。これによって安倍が和希に思いを寄せているようだと察した敦士は、嫌がらせするよりも、安倍が和希を幸せにするような行いをした方がいいとアドバイス。もっともだと感じた安倍は、敦士への嫌がらせをやめて問題は解決する。卒業式当日、リサと敦士はこの日も遅刻をしてしまう。その結果、二人は遅刻した罰として、体調を崩した卒業生代表の代わりに卒業生を代表してスピーチする事になる。

第17巻

時はさかのぼる。中学1年生になったばかりの大谷敦士は、バスケットボール部に入部して中尾平吉と親しくなる。しかし、同じ部員の吉井はほかの部員になにかと攻撃的なうえ、ワンマンプレーをする事から、周囲から浮いてしまっていた。そんな吉井を案じた敦士は、積極的に吉井とコミュニケーションを取るが、吉井は家の都合で転勤が極端に多く、二人が親しくなった頃に、またも引っ越しが決まってしまう。しかし海坊主を通じてすっかりなかよくなった二人は、再会の約束を交わして別れを惜しむ。(エピソード・中1・大谷編。ほか、3エピソード収録)

登場人物・キャラクター

主人公

『ラブ★コン』の主人公の1人。ロングヘアの少女。初登場時は高校1年生で舞戸学園に在学している。身長は170cm。(のちに172cm)と大柄。身長156cmの大谷敦士と共に、担任の中野清司からむりやり学... 関連ページ:小泉 リサ

主人公

『ラブ★コン』の主人公の1人。初登場時は高校1年生で舞戸学園に在学している。身長は156cmと小柄で、小学生に間違われたり、女子から「かわいい」と言われる。見た目によらず根性があって男らしいが、不器用... 関連ページ:大谷 敦士

中野 清司

舞戸学園の教師。担当教科は数学。小泉リサ、大谷敦士達の担任。2人を「オール阪神・巨人」と名付け、学級委員に指名する。以後、3年連続担任になる。

石原 信子

初登場時は高校1年生で舞戸学園に在学している。小泉リサの親友で、天然ボケ体質の彼女をしっかりフォローしている。彼氏の中尾平吉とは中学3年の時から付き合っている。

中尾 平吉

初登場時は高校1年生で舞戸学園に在学している。いつも穏やかで、のほほんとしている。大谷敦士とは中学1年の時からの親友で、彼がいるからという理由でバスケットボール部に入った。付き合っている石原信子とはいつもラブラブ。

田中 千春

初登場時は高校1年生で舞戸学園に在学している。小泉リサとは中学3年生からの親友。同じクラスの石原信子とも仲が良いが、控えめでおとなしく他の2人のノリについていけないこともある。勉強ができ、成績はトップクラス。鈴木涼二と付き合いはじめる。

鈴木 涼二

初登場時は高校1年生で舞戸学園に在学している。無口で一見無愛想だが、大の照れ屋。田中千春と高1の2学期に付き合い始めるが、そのきっかけは彼を小泉リサが好きになったことだった。石原信子とその彼氏中尾平吉、大谷敦士とも友人になる。

深川 遥

祖母がイギリス人のクオーターの男性。小泉リサの幼馴染。小学校5年生から高校1年生の終わりまで海外に行っていた。高校2年生の春から舞戸学園に編入する。小さい頃にいじめられていたときに助けてもらった小泉リサをヒーロー視していた。再会した小泉リサに告白すると宣言し、大谷敦士をライバル視する。

寿 聖子郎

外見は美少女だがれっきとした男性。自分を「聖子」と呼ぶ。初登場時は高校1年生で舞戸学園では小泉リサ、大谷敦士達より1学年下。大谷敦士に一目惚れするが、のちに彼を好きになった小泉リサを応援するようになる。家庭科部に所属し、同じ部活の深川遥と一緒にいることが多い。

神崎 真由

初登場時は高校1年生で桜女子高校 に在学している。大谷敦士の中学時代の彼女で、バスケットボール部のマネージャーだった。「頭を塗り忘れた千春ちゃん」と小泉リサに言われるほど、田中千春と似ている。

長身の男性。小泉リサが舞戸学園の高校3年生になった時、クラスの副担任として赴任した。担当教科は英語。小泉リサの幼馴染・深川遥のいとこ。王子様のような言動や振る舞いをする。小泉リサはファンになり、「マイ... 関連ページ:舞竹 国海

舞竹 百合

舞戸学園の教師・マイティ(舞竹国海)の妻。通称「ジョディ」(旧姓が城ノ内であるため)。大谷敦士からは外国人と間違われるほどの美人。キレると人が変わったように暴力を振るう。

吉岡 美々

大谷敦士の幼馴染で、隣の家に住んでいる。大谷敦士、小泉リサ達より4歳年下。雑誌のモデルをしている。身長は小泉リサと同じ172cm。小さい頃から大谷敦士のことが好きで、彼の前ではかなりのかわいこぶりっこだが、小泉リサの前では、彼女を「オバハン」と呼ぶなど変貌する。

小堀 和希

初登場時は高校1年生で小泉リサ、大谷敦士より2歳下。小泉リサがアルバイトをしているレストランの厨房で働いている。ラッパーの海坊主ファンであり、同じくファンの小泉リサを好きになる。

アニメ

ラブ★コン

身長170センチの女子高生小泉リサと、身長156センチの男子高校生大谷敦士。入学当初からいがみ合っているふたりは、オール阪神・巨人とあだ名が付くほど。どちらが先に恋人を作るか勝負することになったが、大... 関連ページ:ラブ★コン

書誌情報

ラブ・コン 全17巻 集英社〈マーガレットコミックス〉 完結

第1巻

(2002年3月発行、 978-4088474878)

第2巻

(2002年7月発行、 978-4088475325)

第3巻

(2002年10月発行、 978-4088475639)

第4巻

(2003年3月発行、 978-4088476049)

第5巻

(2003年6月発行、 978-4088476421)

第6巻

(2003年10月発行、 978-4088476766)

第7巻

(2004年3月発行、 978-4088477152)

第8巻

(2004年7月発行、 978-4088477626)

第9巻

(2004年11月発行、 978-4088478029)

第10巻

(2005年3月発行、 978-4088478364)

第11巻

(2005年7月発行、 978-4088478777)

第12巻

(2005年12月発行、 978-4088460178)

第13巻

(2006年4月発行、 978-4088460505)

第14巻

(2006年7月発行、 978-4088460741)

第15巻

(2006年12月発行、 978-4088461243)

第16巻

(2007年3月発行、 978-4088461489)

第17巻

(2007年9月発行、 978-4088462158)

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