概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
鈴音 秘芽子 (すずね ひめこ)
誰もが目を引く美貌を持つ女性。東京で接客業を務めていたが、10年ぶりに生まれ故郷の町に戻って来た。仙道学園中等部に通っていた頃は地味で暗かったこともあり、いじめられていた過去を持つ。いじめに加担した当時のクラスメイトに恨みを抱いており、現在の鈴音秘芽子自身の持つ人脈や金、美貌と性戯のすべてを駆使して復讐しようと考えている。当時のクラスメイトのほとんどが家庭を持っていることもあり、その家庭を崩壊させて不幸のどん底に突き落とすことを最大の目的としている。
高柳 眞弓 (たかやぎ まゆみ)
一児の母でぽっちゃり体形の女性。鈴音秘芽子の最初のターゲットにされた。30代にして糖尿病予備軍の夫、健一に、多くの不満を抱いている。二人目の子供が欲しいと考えているにもかかわらず、セックスに応じようとしない夫から、妻にだけ反応しない「妻だけED」だと打ち明けられる。出産後、急激に太った自分の魅力のなさを暗に責められているような気がして思い悩んでいた時、仙道学園中等部のクラスメイトだった秘芽子と偶然再会。夫との愚痴を聞いてもらったことをきっかけに、女性同士で体の関係を持つようになる。その後、夫へのアドバイスを買って出た秘芽子を自宅に招いた際、秘芽子が夫の寝込みを襲ったことで家庭崩壊。その後は夫との離婚を決意するが、秘芽子とはかかわり続けることとなる。中学時代は優等生で、いじめられている秘芽子にも優しく接したが、偽善的で何かと上から目線な態度を取っていた。