概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
グレン=レーダス
引きこもりの青年。年齢は19歳。黒髪で後ろ髪を束ね、長身で瘦せた体型をしている。とある理由で前職を退職してから1年間、育ての親であり、師匠でもあるセリカのもとで自堕落な生活を送っていた。しかし、セリカの堪忍袋の緒が遂に切れ、彼女の紹介で学術都市フェジテの魔術学院で臨時講師をすることとなる。性格は自他共に認める「ロクでなし」で、労働意欲は皆無。楽をすることばかり考えており、講師としての仕事も手を抜いている。魔術師としての位階は第三階梯で、魔術師としての才能は学院の生徒にすら劣る。だが、高名な魔術師・セリカの薫陶を受けているため、魔術の知識はかなりのもの。当初は講師の仕事もすぐに辞めるつもりだったが、真っすぐに夢を追いかける生徒たちの姿に感化され、少しずつ勤務態度もまじめになっていく。実は現在の魔術界において異才といわれる才能の持ち主で、あらゆる魔術の起動を阻害する固有魔術「愚者の世界」の使い手。
ルミア=ティンジェル
魔術学院に通う少女。金髪碧眼の美少女で、髪を肩で切りそろえ、緑色のリボンをつけている。まじめな優しい性格で、誰にでも分け隔てなく接する。訳あって友人のシスティーナの実家「フィーベル家」に居候しており、システィーナと行動を共にすることが多い。誰もが呆れるグレン=レーダスの授業態度を見ても温厚な態度は崩さず、彼の本心を見抜き、生徒とグレンの仲を取り持ってグレンにやる気を出させた。実は数年前に病死されたとされる、アルザーノ帝国第二王女「エルミアナ=イェル=ケル=アルザーノ」その人。生まれながらにして奇跡を行使する異能「王者の法」の持ち主だが、魔術を否定しかねない異能は魔術界で排斥の対象となり、その存在は表向き病死に見せかけて排除された。しかし、女王の親心からせめて命だけは助けるようにとフィーベル家に保護されることとなった。その後、誘拐事件に巻き込まれたが、実はその際にグレンに助けられており、当人たちはお互いに既視感を感じている。その異能には謎が多く、秘密結社「天の智慧研究会」にその身を狙われている。
クレジット
- 原作
-
羊太郎
- キャラクター原案
-
三嶋 くろね