概要・あらすじ
大輪寺拳法の継承者・坂本一撃は、大輪寺学園で学んだ後に3年ぶりに家に戻る。かつての親友たちにはなぜか戦いを挑まれるが、背後には大輪寺を支配しようとする敵の陰謀が迫っていた。
登場人物・キャラクター
坂本 一撃 (さかもと いちげき)
登場時は高校1年生。大輪寺拳法の継承者で、最高位を表す紅蓮の火輪卍の紋章が記された道着を着る。大輪寺学園で3年間学び、転校を繰り返した後に自宅に戻り星ヶ丘高校に編入する。
坂本 咲子 (さかもと さきこ)
髪が上にはねた坂本一撃そっくりの髪型の女性。坂本一撃の母。明るく無邪気な性格だが、怒ると凄まじい形相に変貌する。大輪寺拳法の継承者でありながら、駆け落ちして父龍突撃から勘当された。
豪堂 (ごうどう)
顔から上半身に仏像の形をした火傷のある体の大きな男子。大輪寺拳法の使い手で、竜ノ塔高校を恐怖で支配する。
祭門 凌 (さいもん りょう)
大輪寺学園に学び、南舎で番を張る舎番だった。大輪寺拳法南拳を習得する。暴走族無礼奴走連(ブレードランナー)のリーダー。対立する爆走団(バクダン)との抗争をきっかけに坂本一撃と戦うことになる。
根来 銀八 (ねごろ ぎんぱち)
坊主頭に学生服を着た男子。星ヶ丘高校に在学している。根来流忍術の使い手。以前は親友だったが、再会時には攻撃的な態度を見せる。
姫川 麗 (ひめかわ れい)
リーゼントの女子。星ヶ丘高校のスケバングループ姫組のリーダー。坂本一撃に攻撃をしかけ、返り討ちにされるが、その後度々坂本咲子や坂本一撃に助けられ、坂本一家の温かさに触れる。弟と二人暮らし。
沢田 群将 (さわだ むらまさ)
登場時は星ヶ丘高校の2年生で、ボクシング部に所属する。インターハイ優勝候補の逸材。星ヶ丘高校を支配する運動部統治会のメンバー。
絹玉袋 米治 (きぬたまぶくろ よねじ)
星ヶ丘高校空手部主将。運動部統治会の保安隊長として、坂本一撃に襲い掛かる。
一ノ瀬 美帆 (いちのせ みほ)
星ヶ丘高校の音楽教師。校内のアイドル的存在で、星ヶ丘高校の卒業生でもある。
鏡 一刀 (かがみ いっとう)
前髪で片目が隠れた男子。鏡派一心流居合道の継承者。かつて坂本一撃とは親友だったが、再会と同時に坂本一撃に戦いを挑む。
紅 三四子 (くれない みよこ)
ロングヘアーの女子。坂本一撃の幼馴染。坂本一撃と再会し旧交を温めるが、高凱の配下に誘拐される。
氷川 妖児 (ひかわ ようじ)
オールバックの長髪に眼鏡をかけた男子。一ツ輪高校に在学する。かつて大輪寺学園に学び、北舎で番を張る舎番だった。
高凱 (たかがい)
オールバックで額に丸い膨らみのある男性。元大輪寺学園教頭。大輪寺を自分のものにしようと企み、その足掛かりとして一ツ輪高校を手中に収める。配下の氷川妖児や狼羅はかつての教え子。
狼羅 (ろーら)
元大輪寺学園の影番。あまりに凶暴で、学園ではほとんど獄舎で過ごした。大輪寺拳法獣拳の使い手。高凱の手先として坂本一撃に襲い掛かる。