未来日記モザイク

未来日記モザイク

えすのサカエの『未来日記』の登場人物である雨流みねねを主人公としたスピンオフ作品。本作『未来日記モザイク』では、本編『未来日記』で語られなかったみねねのサイドストーリーなどを中心に、みねねが未来日記を手にする経緯や、みねねが御目方教に捕まる経緯などのエピソードが描かれる。「エースアサルト」に連載された作品。

正式名称
未来日記モザイク
ふりがな
みらいにっきもざいく
作者
ジャンル
ファンタジー
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概要・あらすじ

世界的なテロリストである雨流みねねは、「神」を憎み、世界中の宗教施設・宗教関係者を対象としたテロ活動を繰り返している。ある日、「神に祈らない」彼女は、「神」が実在することを知り、そしてある「モノ」を渡される。それは自分の未来を知ることができる「日記」であった。それを手にしたみねねは、9番目の参加者「9th」として、他の未来日記所有者たちとのバトルロワイヤルに挑むこととなる。

登場人物・キャラクター

雨流 みねね (うりゅう みねね)

世界的なテロリストの女性。世界中の宗教施設や宗教関係者を対象としたテロ活動を行っている。変装・潜入するにあたって、その外見的特徴が変わっていくが、ほとんどの場合、長い黒髪であることは共通している。また「1st」こと天野雪輝の殺害に失敗した際、左目をダーツで射抜かれたため、その目を眼帯などで隠している。バトルロワイヤルに参加する際は、正体が明かされぬよう互いを番号で呼び合っており、雨流みねねの場合は「9th」。 カトリックの枢機卿であるフレッド・ハイマンをターゲットとするため警察内部へと潜り込むが、結果的にテロ活動には失敗する。その逃亡中に「神」であるデウス・エクス・マキナと出会って未来日記を託され、他の未来日記所有者たちとのバトルロワイヤルに参加することとなる。 自分の未来における逃走ルートが書き込まれる能力を持つ携帯型の「逃亡日記」を持つ。

天野 雪輝 (あまの ゆきてる)

未来日記所有者たちによるバトルロワイヤルの参加者の少年。ニット帽を被った優男風の外見をしている。未来日記を用いたバトルロワイヤルにおいて雨流みねねと何度となく接触し、戦うこととなる。バトルロワイヤルに参加する際は、正体が明かされぬよう互いを番号で呼び合っており、天野雪輝の場合は「1st」。

我妻 由乃 (がさい ゆの)

未来日記所有者たちによるバトルロワイヤルの参加者の少女。ピンク色のロングヘアの髪型で、側面から伸びる髪の毛の左右それぞれをリボンで束ねている。バトルロワイヤルに参加する際は、正体が明かされぬよう互いを番号で呼び合っており、我妻由乃の場合は「2nd」。卓越した頭脳と高い戦闘能力を誇り、未来日記を用いたバトルロワイヤルにおいても戦況を有利に進める。

火山 高夫 (ひやま たかお)

未来日記所有者たちによるバトルロワイヤルの参加者の男性。全身黒ずくめの恰好で、対爆性能と防弾性能の高い装備で身を固めている。バトルロワイヤルに参加する際は、正体が明かされぬよう互いを番号で呼び合っており、火山高夫の場合は「3rd」。雨流みねねとの戦いで彼女を追いつめるが、「音響爆弾」を使った攻撃により敗北した。 この3日後に「1st」こと天野雪輝に倒され、死亡する。未来に自分が犯す殺人の記録を予め知ることができる、携帯型の未来日記「殺人日記」を持つ。

来須 圭悟 (くるす けいご)

未来日記所有者たちによるバトルロワイヤルの参加者の男性。黒い短髪の髪型で、あご鬚を生やしている。バトルロワイヤルに参加する際は、正体が明かされぬよう互いを番号で呼び合っており、来須圭悟の場合は「4th」。桜見署に勤務する刑事課長であり、雨流みねねが犯行予告をしてきた際は、現場の指示を担当した。大嶋夏子とみねねが入れ替わっていたことに気づき、噓の情報を流してみねねを罠にはめる。 その後、バトルロワイヤルでみねねと協力関係を結ぶこととなり、彼女の行動に振り回されることになる。

豊穣 礼佑 (ほうじょう れいすけ)

未来日記所有者たちによるバトルロワイヤルの参加者の男の子。年齢は4歳。ニット帽を被っており、見た目は普通の小児。バトルロワイヤルに参加する際は、正体が明かされぬよう互いを番号で呼び合っており、豊穣礼佑の場合は「5th」。自らをエリートであると自覚しており、それに見合うほどの高い思考能力と行動力を持っている。両親が御目方教事件の被害に遭って亡くなった際も、表向きは気丈に振る舞っていた。 死体安置所に赴いて、彼らの死体を目の前にすると1人涙を流した。エリートゆえに敗北は許されないという思いから、両親の敵討ちを望む。

春日野 椿 (かすがの つばき)

未来日記所有者たちによるバトルロワイヤルの参加者の女性。着物姿に脚元まで届くほどのロングヘアの髪型で、大きなリボンを付けている。バトルロワイヤルに参加する際は、正体が明かされぬよう互いを番号で呼び合っており、春日野椿の場合は「6th」。「御目方教」の信者たちによる未来の「報告」を記述する能力を持つ、巻物型の未来日記「千里眼日記」を用いて、雨流みねねを追跡して追いつめていく。

美神 愛 (みかみ あい)

未来日記所有者たちによるバトルロワイヤルの参加者の女性。黒髪のロングヘアの髪型をした清楚な見た目をしている。バトルロワイヤルに参加する際は、正体が明かされぬよう互いを番号で呼び合っており、美神愛の場合は「7th」。桜見祭で開催する「ミス桜見コンテスト」に出場、雨流みねねと争うこととなる。投擲の名手であり、みねねとのダーツ勝負では、高得点をたたき出し彼女を圧倒する。 しかし、不慮の事故により点数が改ざんされて敗北した。

上下 かまど (うえした かまど)

未来日記所有者たちによるバトルロワイヤルの参加者の女性。全体的に顔が大きく、三頭身ほどしかない身体のバランスが特徴。バトルロワイヤルに参加する際は、正体が明かされぬよう互いを番号で呼び合っており、上下かまどの場合は「8th」。桜見祭で開催された「ミス桜見コンテスト」に出場した際は、「(本当に)人間か?」とそのボディバランスについて疑問が持たれていた。

平坂 黄泉 (ひらさか よもつ)

未来日記所有者たちによるバトルロワイヤルの参加者の男性。バトルロワイヤルに参加する際は、正体が明かされぬよう互いを番号で呼び合っており、平坂黄泉の場合は「12th」。正義の味方を自称しており、「正義の味方は姿を隠すもの」として、素顔を一切見せない。一方で「勝った者が正義」という歪んだ正義感の持ち主であり、自らの「正義」のためなら手段を選ばない。 未来日記による能力の他に、催眠術を得意としており、それを使って雨流みねねを罠にはめ、「御目方教」へと引き渡した。

デウス・エクス・マキナ (でうすえくすまきな)

未来日記所有者たちによるバトルロワイヤルを主催した張本人。雨流みねねに対して「神」を自称する。巨大な姿に骸骨のような顔で、身体を覆い隠す大きな黒マントを羽織っている。その正体は時間と空間の神である「時空王」。バトルロワイヤルを行うため、12人の参加者に未来日記をもたらした。

ムルムル

デウス・エクス・マキナの小間使い。浅黒い肌に尻尾を生やした、童女のような見た目をしている。未来日記の所有者たちの動向を観察しており、雨流みねねと西島真澄の逢瀬も見守っていた。

西島 真澄 (にしじま ますみ)

桜見署に勤務している警察官。来須圭悟の部下。短髪のくせ毛で、優男。フレッド・ハイマンを対象としたテロ対策本部での仕事では、「大嶋夏子」に扮していた雨流みねねとコンビを組んだ。その際彼女に告白し、みねねを動揺させた。みねねが火山高夫と戦った際に再会。その際、告白したことを後悔しているか、とみねねに問われたが、「後悔していない」と返している。

秋瀬 或 (あきせ ある)

世界的な探偵を目指している少年。短髪の髪型で中性的な見た目をしており、ミステリアスで、考えの読めないところがある。雨流みねねに、桜見祭で開催される「ミス桜見コンテスト」への出場を促した存在。その後、みねねの素性に気付くが、それには敢えて触れなかった。

大嶋 夏子 (おおしま なつこ)

桜見署に配属された新人の女性警察官。黒髪のポニーテールの髪型で、眼鏡をかけている。雨流みねねが警察へと潜入するために殺された。その遺体は海に沈められ、身元不明死体として湾岸清掃の際に発見された。彼女が飲み込んでいたクリーニングのタグにより身元が割れ、警察内部に「大嶋夏子」として潜り込んでいた雨流みねねが偽物であることが判明する。

フレッド・ハイマン (ふれっどはいまん)

カトリックの枢機卿である初老の男性。白髪であご鬚を生やしている。来日中に雨流みねねの標的となる。警察官「大嶋夏子」に扮するみねねに部屋を爆破されるが、彼女が偽の情報を掴まされていたために死なずに済んだ。

闇医者 (やみいしゃ)

医院を経営している禿頭の男性。本名は不明。表向きは普通の病院経営を行っているが、雨流みねねの素性を知りつつ、彼女の治療を引き受けている闇医者。

田所 兵衛 (たどころ ひょうえ)

桜見市内のメッキ工場で警備員を務めている男性。白髪のオールバックの髪型をしている。警備員歴は40年にもなるベテラン。雨流みねねに脅されて、青酸カリを提供してしまう。

吉田 吾郎 (よしだ ごろう)

桜見市内の防犯ショップで店員を務めている男性。女性的な見た目をしており、しゃべり方もオカマ口調が混じる。雨流みねねに脅され、子供である豊穣礼佑に対してスタンガンとガスマスクを販売した。

宮代 お鈴 (みやしろ おりん)

上下かまどが経営する児童養護施設「母の里」のお手伝いさんの女性。見た目は童女そのものだがIQ200の天才児で、桜見祭で開催された「ミス桜見コンテスト」で、雨流みねねと「知恵の輪」の早解き勝負を行った。

イベント・出来事

御目方教事件 (おめかたきょうじけん)

新興宗教団体「御目方教」で大量の死者を出した事件。表向きには信者たちによる集団自殺として処理された。実際は未来日記を用いたバトルロワイヤルの戦場となったことが原因であり、我妻由乃が信者のほとんどを虐殺した結果によるものである。被害者の中には豊穣礼佑の両親も含まれている。

その他キーワード

未来日記 (みらいにっき)

バトルロワイヤルに参加する参加者たちに配られた。未来予知のできる範囲や内容は、参加者によってそれぞれ違っている。書き込まれる媒体も異なっており、雨流みねねのように携帯電話型の日記もあれば、春日野椿のような巻物型の日記も存在している。

ベース

未来日記 (みらいにっき)

平凡な中学生である天野雪輝は、ある日、未来の出来事が起こる「未来日記」を入手。雪輝を含め12人の未来日記所有者による、次期・時空王の座を懸けたサバイバルゲームが幕を開ける。 関連ページ:未来日記

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未来日記パラドックス (みらいにっきぱらどっくす)

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