今日からCITY HUNTER

今日からCITY HUNTER

北条司の代表作『CITY HUNTER』のスピンオフ作品。『CITY HUNTER』オタクのOL、青山香(西園寺沙織)が『CITY HUNTER』の世界に転生し、あこがれの冴羽獠や槇村香と共に第二の人生を歩む姿を描いた転生ファンタジー。錦ソクラが『3年B組一八先生』の連載で培った卓越した模倣技術により、『CITY HUNTER』の絵柄と空気感がみごとに再現されている。伊集院隼人(海坊主)と美樹の恋模様をはじめとする、『CITY HUNTER』の人気エピソードを沙織の視点で追体験することが基本ながら、沙織がストーリー展開を知っているために話が拗(こじ)れてしまうことも多い。コアミックス「月刊コミックゼノン」2017年9月号から連載の作品。

正式名称
今日からCITY HUNTER
ふりがな
きょうからしてぃー はんたー
漫画
ジャンル
アクション
 
転生
レーベル
ゼノンコミックス(コアミックス)
巻数
既刊15巻
関連商品
Amazon 楽天

概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

青山 香 (あおやま かおり)

派遣社員の女性。年齢は40歳。おかっぱ頭で、銀縁眼鏡をかけている。男性経験ゼロで、初恋の人は北条司の代表作『CITY HUNTER』の主人公である冴羽獠。聖地巡礼するほどのオタクで、新宿駅の伝言板に獠への依頼を意味する「XYZ」を書いた経験もある。「西園寺沙織」のペンネームで漫画家を目指したこともあるが、すでに見切りをつけ、派遣社員として鬱屈とした日々を過ごしていた。そんなある日、線路へ転落してバブル期の新宿らしき場所に転生する。おさげ髪の高校生時代の姿に若返ったことを一時的に喜ぶも、その世界に自分が存在した形跡が見当たらず、途方に暮れてしまう。しかし、縋(すが)るように記した「XYZ」が獠に届き、『CITY HUNTER』の世界に迷い込んでいたことが判明し、記憶喪失の少女、西園寺沙織として、獠の住居に転がり込んだ。以降は獠の匂いを嗅いだり、私物を漁(あさ)ったりと第二の人生を満喫しているが、先のストーリー展開を知っているため、余計な行動を起こしてトラブルを招いてしまうことも少なくない。のちに喫茶店「キャッツ・アイ」でアルバイトを始める。

冴羽 獠 (さえば りょう)

北条司の代表作『CITY HUNTER』の主人公である男性。護衛から荒事まで手広く請け負う裏稼業「スイーパー」を生業としている。長身のイケメンで、身体能力も非常に高い。射撃の名手でもあり、愛銃は4インチのコルトパイソン357マグナム。相棒の槇村香と新宿を拠点に活動しており、裏社会での異名は「シティーハンター」。究極の女好きで、美女を前にすると股間を「もっこり」させ、同衾(どうきん)を意味する「一発」を要求する悪癖がある。好みのタイプはセクシーな女性。軽薄に振る舞っているが、殺気を察知する能力に長(た)けており、危険がせまると表情が一変する。刑事の野上冴子からは「日本で一番頼れる男であり、一番危険な男」と評されている。美女絡みの依頼しか受けようとしないが、心を震わせる何かを感じた場合は例外として引き受けることもある。ある日、新宿駅の伝言板に依頼用の暗号「XYZ」を記入し、途方に暮れていた青山香(西園寺沙織)を保護した。香の記憶喪失がウソだと見抜くも、帰る場所を失った彼女の境遇を自らの人生と重ね合わせ、面倒を見ることを決意する。

クレジット

その他

『CITY HUNTER』北条 司

関連

シティーハンター

北条司の代表作。主人公冴羽獠が、依頼人から受ける様々な問題を超一流の凄腕技術を使って次から次へと解決していく姿を描く。集英社「週刊少年ジャンプ」にて1985年13号から連載。 関連ページ:シティーハンター

書誌情報

今日からCITY HUNTER 15巻 コアミックス〈ゼノンコミックス〉

第1巻

(2020-04-01発行、 978-4867201084)

第2巻

(2020-04-01発行、 978-4867201091)

第3巻

(2020-04-01発行、 978-4867201107)

第4巻

(2020-04-01発行、 978-4867201114)

第11巻

(2022-08-20発行、 978-4867204030)

第12巻

(2023-02-20発行、 978-4867204689)

第13巻

(2023-08-19発行、 978-4867205365)

第14巻

(2024-02-20発行、 978-4867206225)

第15巻

(2024-08-20発行、 978-4867206799)

SHARE
EC
Amazon
logo