概要・あらすじ
混迷続く日本の政局。そのピンチに織田信長は総理大臣に就任する。羽柴秀吉、徳川家康、森蘭丸、柴田勝家らを部下として400年ぶりに織田政権がスタートする。紙幣の改正、首都移転、省庁の統合など、途方もない発想で繰り出す政策はベテラン政治家達を呆れさせるが、思わぬ効果が表れる。そして外交でもビル・クリリントンやボリス・リエツィンなど各国首脳を振り回し、主導権を奪い取る。
我儘や単なる思い付きの政策も数多いが、こうした成果によって国民の絶大な人気を得る。
登場人物・キャラクター
織田 信長 (おだ のぶなが)
実在の歴史上の人物、織田信長がモデル。月代に茶筅髷、真っ直ぐに伸びた口髭の男性。混迷が続く日本の政局に現れ、内閣総理大臣に就任する。羽柴秀吉、徳川家康、森蘭丸、柴田勝家らを部下として400年ぶりに政権をスタートさせた。途方もない発想で繰り出す政策はベテラン政治家達を呆れさせるが、思わぬ効果が表れる。 また外交でもビル・クリリントンやボリス・リエツィンなど各国首脳を振り回し、主導権を奪い取る。
豊臣 秀吉 (とよとみ ひでよし)
実在の歴史上の人物、豊臣秀吉がモデル。オールバックに眼鏡をかけ、一見現代のサラリーマン風の男性だが茶筅髷を結っている。織田信長内閣の閣僚の1人。常に側に付き添う重臣だが、織田信長の我がままに振り回されることが多い。大阪選挙区選出で、選挙では阪神タイガース10連覇など途方もない公約で当選する。 紙幣改正では千円札の肖像画に採用された。
森 蘭丸 (もり らんまる)
実在の歴史上の人物、森欄丸がモデル。現代の少年風の顔立ちに、髷を束ね髪に結った男性。織田信長内閣の閣僚の1人。一議員だが刀を持って織田信長に従い、秘書や運転手まで担当する。童顔で高校生にも難なく変装することができる。京都選挙区選出。
徳川 家康 (とくがわ いえやす)
実在の歴史上の人物、徳川家康がモデル。月代に茶筅髷、口髭を生やした恰幅の良い男性。織田信長内閣の閣僚の1人。農業に詳しく農林水産大臣に就任する。静岡選挙区選出だが人気は今一つで、選挙では織田信長、豊臣秀吉の応援を仰ぐ。紙幣改正では1万円札の肖像画に採用された。
柴田 勝家 (しばた かついえ)
実在の歴史上の人物、柴田勝家がモデル。オールバックに茶筅髷、針のように伸びた髭をたくわえた男性。左目に傷がある。織田信長内閣の閣僚の1人。福井選挙区選出。森蘭丸、豊臣秀吉とともに織田信長最側近の1人。忠義に厚いがうっかり者の側面もある。織田信長の妹、お市と恋仲にある。
千 利休 (せん の りきゅう)
実在の歴史上の人物、千利休がモデル。剃髪した頭に頭巾を被った老年の男性。大阪選挙区選出の議員で衆議院議長。紙幣改定では文化人枠で5千円札の肖像画に採用された。
ビル・クリリントン (びるくりりんとん)
実在の政治家、ビル・クリントンがモデル。アメリカ大統領。対日強攻策を執るが、織田信長の想定外の外交手腕によって腰砕けになってしまう。
ボリス・リエツィン (ぼりすりえつぃん)
実在の政治家、ボリス・エリツィンがモデル。ロシア大統領。アメリカ大統領のビル・クリリントン同様、織田信長に振り回されている。
市 (いち)
実在の歴史上の人物、市がモデル。織田信長の妹だが、髪型・服装共に現代風。政治家ではないが度々総理官邸を訪れ、織田信長の政策に注文をつけている。
本多 忠勝 (ほんだ ただかつ)
実在の歴史上の人物、本多忠勝がモデル。徳川家康側近の政治家。主君ともども織田信長に振り回されている。
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