分岐点

分岐点

「人生の選択をやり直したい」と願う男性が、人生の分岐点に戻って過去を変えようとする姿を描いた短編。人生の哀愁を感じさせる結末が特徴的である。「ビッグコミック」1975年10月10日号に掲載された作品で、『藤子・F・不二雄異色短編集2 気楽に殺ろうよ』に収録されている。

正式名称
分岐点
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
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概要・あらすじ

10年前、2人の女性のうちどちらと結婚するかという選択をした茂手木。彼はその後、不幸せな結婚生活を送ることとなったため、10年前の選択を後悔していた。ある夜、茂手木は家を出ることを決心して深夜の公園を訪れるが、そこで「やりなおしコンサルタント」を名乗る奇妙な男と出会う。

登場人物・キャラクター

茂手木 (もてぎ)

壮年の男性。物語の10年前、美津江と紅子という2人の女性のどちらを選ぶかという選択を迫られ、美津江と結婚した。現在は息子も生まれたが、美津江の嫉妬深い性格に悩まされ、10年前の選択をやり直したいと考えている。お坊ちゃん育ちで少々わがまま。

美津江 (みつえ)

茂手木の妻。茂手木との間には真人(まさと)という息子がいる。嫉妬深く、ちょっとしたことで夫の不貞を疑う。一度ヒステリーを起こすと手がつけられず、周囲の気を引くために狂言自殺に走るほど。かつては優しくおしとやかだったが、結婚後に変貌した。

やりなおしコンサルタント

茂手木が、深夜の公園で出会った中年の男性。ホームレスのような伸ばし放題のひげ面にサングラスをかけた異様な風貌をしている。自身の仕事について、「自分の境遇に不満を持ち、人生をやり直したいと思っている人の手助けをする」と説明し、茂手木の興味を引く。

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