概要・あらすじ
書道部に所属する高校二年生の少年桐生慧輝は、ある日、部室の掃除を終えた後、戸締まりをして帰ろうとすると、部室のテーブルの上に自分宛てのラブレターが置いてあるのを見つける。それまでラブレターなど貰ったこともない慧輝は歓喜するが、ラブラターに純白のパンツが添えられていたことに気づいて愕然とするのだった。慧輝と、彼から相談を受けた友人の秋山翔馬は、差出人の署名がないラブレターの送り主を「シンデレラ」と名付ける。
慧輝は、部室を掃除していた四人の女の子の中から、「シンデレラ」を探そうとするのだった。
登場人物・キャラクター
桐生 慧輝 (きりゅう けいき)
高校二年生の男子。図書委員で書道部に所属している。それまで彼女ができたことがなかったが、ある日、自分宛てのラブレターが、部室のテーブルの上に置かれているのを発見し、周囲の女の子たちを意識し始めるようになる。親しい女の子には好意を持っているものの、自分のことにはあまり自信がなく、相手から好意を抱かれているとは信じきれていない。
朱鷺原 紗雪 (ときはら さゆき)
書道部の部長を勤める高校三年生の女子。ラブレターが部室に置かれる直前に部室にいた「シンデレラ」候補の一人。黒髪のロングヘアと、高校生とは思えないスタイルのよさが特徴。大人っぽい外見とは裏腹に子どもっぽい性格の持ち主。書道に対しては真剣だが、掃除は苦手で、部室の掃除は基本的に桐生慧輝にまかせきりにしている。
古賀 唯花 (こが ゆいか)
高校一年生の女子。ラブレターが部室に置かれる直前に部室にいた「シンデレラ」候補の一人。図書委員で、桐生慧輝を先輩と慕っている。祖母がイギリス人のクォーターで、金髪と青い目。子供っぽい体型の持ち主で、巨乳の持ち主を目の敵にしている。そのため朱鷺原紗雪とは度々言い争いをしている。趣味は読書で、将来は絵本作家になるのが夢。
南條 真緒 (なんじょう まお)
高校二年生の女子。ラブレターが部室に置かれる直前に部室にいた「シンデレラ」候補の一人。桐生慧輝とは同じクラスで、よくつるんでいる女友達。ふだん何かの用事があるらしく、よく掃除当番を慧輝と変わってもらっている。ラブレターが置かれた日には、そのツケを慧輝に返すために、書道部の掃除に駆り出されていた。
桐生 瑞葉 (きりゅう みずは)
高校一年生の女子。桐生慧輝の実の妹。ラブレターが部室に置かれる直前に部室にいた人物だが、妹なので「シンデレラ」候補からは除外されている。慧輝とは二人暮らしで、兄妹仲は非常に良い。慧輝と同じくきれい好きで掃除が得意なため、ラブレターが部室に置かれた日には、掃除の手伝いに書道部を訪れていた。
秋山 翔馬 (あきやま しょうま)
高校二年生の男子。桐生慧輝と同じクラスで、友人の一人。テニス部のエースで、甘いマスクを持つ優男だが、実態はロリコン。そのため慧輝からは「残念なイケメン」と呼ばれている。慧輝がラブレターを受け取った翌日に相談を受け、面白がってラブレターの差出人のことを「シンデレラ」と呼び、慧輝といっしょに差出人を探そうとする。
クレジット
- 原作
- キャラクター原案
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