同人女アパート建ててみた

同人女アパート建ててみた

作者・賀来のデビュー作。舞台は2010年代の日本。不動産知識が豊富な銀行員で同人活動をしているオタク女子のA子が、かねてからの夢である、オタク女子だけが住む「同人女アパート」の建設、経営に奮闘する姿を描いたオタクコメディ。作中で描かれる、不動産や大家業のリアルな描写や、さまざまなタイプの同人女が登場する点が特長。2021年12月末にSNSで発信した第1話が話題を呼び、2022年6月17日、秋田書店「マンガクロス」にて連載が開始された。宝島社「このマンガがすごい! 2024」第48位にランクイン。

正式名称
同人女アパート建ててみた
ふりがな
どうじんおんなあぱーとたててみた
作者
ジャンル
キャリアウーマン
 
ギャグ・コメディ
レーベル
ヤングチャンピオン・コミックス(秋田書店)
巻数
既刊2巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

A子 (えーこ)

不動産知識が豊富な銀行員で、二次創作小説を描いているオタク女子。本名は一条英子。学生時代は、オタク友達に声をかける勇気がなく、ずっと一人ぼっちでひたすら小説を書き続けていた。オタクライフが過ごせなかった後悔から、入居者全員が同人活動か創作活動を行う女性限定のアパート「同人女アパート」を建てることを決意。実家のアパートと土地に抵当権を設定し、信用金庫から5000万円の融資を受けて夢を実現しようとする。面倒見がよく、友人のおこめやうさぎのために、校正や資料集め、モーニングコールをすることから感謝されている。

おこめ

A子の友人。メガネと黒髪、そろった前髪が特徴のオタク女子で関西弁を話す。同人女歴は約11年。同人誌を作るとき、校正や資料集めをしてくれるA子に感謝している。「同人女アパート」の共用スペースの使い道に悩んでいたA子に「ホームシアター部屋」を勧めたり、入居者募集のチラシをコミケで配ることを提案したりと、A子の夢の手伝いをする。

うさぎ

A子を崇拝する友人。お団子ヘアーが特徴のオタク女子。同人女歴は約5年。同人誌を作るとき、校正や資料集めをしてくれるA子に感謝と尊敬の念を抱いている。入居者が集まらず苦戦していた「同人女アパート」の入居募集のチラシを作り、A子の夢の手伝いをする。

書誌情報

同人女アパート建ててみた 2巻 秋田書店〈ヤングチャンピオン・コミックス〉

第1巻

(2023-06-20発行、 978-4253310666)

第2巻

(2024-03-18発行、 978-4253310673)

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