概要・あらすじ
リトルリーズの村に引っ越してきた少女マチルダは、家にある塔の物置で妖精たちと出逢い、幸せな日々を送る。やがて両親の死や初恋を迎え、次第に妖精たちと疎遠になるマチルダ。ついには村を離れ都会へと出て行ってしまうが、妖精たちの贈りものが再びマチルダに幸福な縁を呼び込む。
登場人物・キャラクター
マチルダ
病弱なママの療養の為、リトルリーズの村へと引っ越してきた幼い少女。家の塔にある物置部屋で、妖精たちと出逢い、妖精たちから「マーティ」という秘密の名前をもらった。妖精たちのためにトーマスと共にバラの苗を植える。
トーマス
庭師の息子の少年。マチルダの一番の仲良しだったが、父親が亡くなりウェールズの叔母のところへ引き取られる。別れ際、マチルダに再びこのリトルリーズの村に戻ってくると約束した。
妖精 (ようせい)
『塔のある家』に登場するキャラクター。リトルリーズの村の、塔のある家の物置部屋に住み着く小さな妖精たち。三人組でいつも一緒に行動している。名前はデデ、フォーラ、ビビ。マチルダに「マーティ」という秘密の名前をつけた。成長していくマチルダを見守る。
ママ
マチルダの母親。病弱で胸が悪く、一家は彼女の療養のためリトルリーズの村へやってきた。
場所
リトルリーズの村 (りとるりーずのむら)
イギリスの田舎にある小さな村。気候が良い。