外道の書

外道の書

12巻すべてを揃えたとき、絶対の真理と究極の知識が得られるという魔導書「外道の書」を求める邪悪な存在と戦わなければならなくなった少女桐島さつきの姿を描くホラー・コミック。

正式名称
外道の書
ふりがな
げどうのしょ
作者
ジャンル
ホラー
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概要・あらすじ

大学受験のため上京した少女桐島さつきは、塾の講師をしている兄と同居することになるが、ある夜さつきの目の前で、兄は書物に変成して失踪する。兄を探すさつきを次々と怪異が襲うが、すべては12巻揃えたとき、絶対の真理と究極の知識が得られるという魔導書「外道の書」を求める邪悪な存在の仕業だった。さつきは戦いに巻き込まれ、驚くべき結末に到達するのだった。

登場人物・キャラクター

桐島 さつき (きりしま さつき)

大学受験のため北海道から上京した高校3年生の少女。細面の美人で、髪は腰のあたりまである長髪。中学受験用の塾の講師をしている兄の桐島一郎のマンションで同居するが、そこで彼女は兄が書物に変成するのを見てしまう。以後、彼女は「外道の書」探求に巻き込まれる。さつきは、邪悪な探求者に復讐を誓う、不完全に魔導書に変成された男(「第一の書」)とも共闘し、探求者と戦うのだった。

有村 京一 (ありむら きょういち)

中学受験用の塾「桜田教育ゼミナール」に通う小学4年生の男児。10歳。前髪を揃えた髪型で、酷薄そうな顔つき。外見とは裏腹に、800年も転生を繰り返しながら、12巻揃えたとき、絶対の真理と究極の知識が得られるという魔導書「外道の書」を求める邪悪な存在である。何人もの人間を、術で外道の書に変成させ、意のままに操る(書物たちからは「マスター」と呼ばれる)。 塾に通っているのは、小学生女子を殺して、術に使う処女の生血を得るためである。

第一の書 (だいいちのしょ)

12巻の魔導書「外道の書」の1冊目。マスターが術式に失敗して、元の自我や記憶と人型を保ったまま魔力を得た長身で長髪の青年。人間だった時の名前や年齢は不明。片腕を数メートル伸ばし、槍状にして相手を攻撃する。製作者に復讐を誓っており、桐島さつきと共闘する。ヘヴィ・メタルが大好きで、傷を修復するとき繭のようなものに入り込んで、ずっと聞いていた。

その他キーワード

外道の書 (げどうのしょ)

12巻揃えたとき、絶対の真理と究極の知識が得られるという魔導書。満月の夜に条件に合った人間に処女の生血を用いて儀式を施し、書物に変成させる。変成するとき、身体じゅうに文字が浮かび、ページごとに分割し、グロテスクに変形する。また、書物の形態から術で人間の姿に戻ることも可能だが、その際すでに元の自我や記憶は失われ、製作者の命令に忠実な魔物と化している。

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