夜のスニーカー

夜のスニーカー

社会人の男女が、それぞれに抱える恋愛やセックスについてのトラウマやコンプレックスを乗り越え、やがて結ばれるまでの姿を描いたラブストーリー。「週刊プレイボーイ増刊 漫画'sプレイボーイ」2009年5月号から2010年5月号にかけて連載された作品。

正式名称
夜のスニーカー
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概要・あらすじ

中川洋輝は、過去に女性と身体の関係を持とうとしたところうまくいかず、しかもそのことを社内で触れ回られてしまったという悲しい過去を持っている。それ以来すっかりセックスや女性との付き合いがトラウマになってしまい、恋愛にはことのほか慎重になっていた。一方、山場ミサキは28歳という年齢ながらいまだに処女で、かつて9か月付き合った男性と身体の関係になる直前に結婚を迫ってしまい、その時になじられた言葉がトラウマになっていた。

そんな2人はある日、友達のセッティングした飲み会で知り合ったものの、結局盛り上がることはなく、飲み会は早々にお開きになった。だがその帰り道、ウォーキングという共通した趣味を持つことが判明。夜の東京を一緒に歩いて帰るうちに、2人の間には和やかな空気が流れていく。

こうして彼らは、趣味友達として新たな交友関係をスタートさせるのだった。

登場人物・キャラクター

中川 洋輝 (ナカガワ ヒロキ)

「マープス社」で働く青年。ウォーキングが趣味で常にスニーカーを持ち歩き、仕事終わりにはいつも歩いて家に帰る。誠実な性格で、好きでもない相手と勢いでセックスすることに大きな抵抗を持っている。お互いのことを良く知ってから身体を重ねるべきだという、古風な考え方の持ち主。

山場 ミサキ (ヤマバ ミサキ)

大型書店「BooKs Horino」で働く28歳の女性。地味な外見をしており、眼鏡をかけている。趣味はウォーキング。用心深い性格で、なにごとも先回りしてしまうタイプ。かつて高志と真剣な交際をしていたが、いつまでも身体を許すことができず、やっと結ばれるという時に直前で制止し、結婚の意志を確認したため、怒った高志にひどい言葉を投げつけられ破局したという過去を持つ。

大沢 (オオサワ)

「マープス社」で働いている男性で、中川洋輝とは大学の時からの友達。セックスに対する考え方は自由で、その場のノリや気分で関係を結ぶので、本村とも関係があるが、別に恋人というわけではない。性格も考え方も中川とは完全に正反対だがなぜか気が合って行動をともにしており、男女関係に対して後ろ向きな中川のことを心配している。

本村 (モトムラ)

「マープス社」で働いている女性。冷静であまり感情的にならず、口数も少ない。一方で、セックスに対する考え方は自由奔放で、大沢とも身体の関係があるが、恋人同士というわけではない。山場ミサキの友達で、中川洋輝にミサキを紹介した張本人。

高志 (タカシ)

かつて山場ミサキと付き合っていた男性。ミサキとは9か月の付き合いで、やっと身体の関係を持てると思った矢先、直前で制止されて結婚を迫られ、怒りにまかせてひどい言葉を浴びせてしまった。その後、ミサキとは別れてしまったものの、彼女のことを忘れられずに復縁を迫る。

桜井 渚 (サクライ ナギサ)

かつて中川洋輝と付き合っていた女性。大学時代の中川が初めて身体の関係を持った相手であり、同じ大学の大沢とも旧知の仲。少々不思議なところはあるが明るい美人で、元カレの中川のことを心配している。

大橋 (オオハシ)

かつて「マープス社」で働いていた女性。中川洋輝と付き合い始め、しばらくしてから身体の関係になりかけたが、中川の方がうまくいかずに行為は失敗に終わった。そのまま中川とは疎遠になり、中川のせいで身体の関係がうまくいかなかった一件を社内に広め、それからたった1か月後に寿退社していった。中川にとって、女性やセックスに対するトラウマを作った張本人。

場所

呑み処はっちゃん (ノミドコロハッチャン)

中川洋輝、大沢、本村らがよく利用する、赤ちょうちんのかかった昔風の小さな居酒屋で、座敷やテーブル席もある。本村の紹介で山場ミサキと中川が初めて出会った店でもある。店内でも喫煙が可能なので、ヘビースモーカーの本村にとっては有難い店。

BooKs Horino (ブックスホリノ)

山場ミサキの働いている大型書店で、近くにはオープンテラスのカフェがある。桜井渚もよく利用する書店であり、中川洋輝が休憩中のミサキに会いに行った際、偶然出くわすこととなった。

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