夢みる機械人形

夢みる機械人形

自分の考えで動く、機械人形(オートマタ)。ルビー・ラバン博士が発明したこの機械人形を軸にストーリーが展開するSF短編連作。冤罪で投獄された男が、脱獄して別人になりすまし真相を追う『アジモフの卵売り』(「flowers」2015年10月号)、最新型機械人形として起動したTT(ティーティー)は、記憶回路に不具合があり、ドジばかり。自分は欠陥品なのかと悩んでしまう『夢見る機械人形』(「flowers」2016年9月号)、「12歳になったら子供をもらうと約束した」と言い張る男が、宿屋を営む女性の前に現れる。彼女の娘のジャヤは大人びていて12歳の娘だと気づかれず、ジャヤの母はその男に連れ去られてしまう『オートマタは噓をつかない』(「flowers」2017年11月号)の3編を収録。

正式名称
夢みる機械人形
ふりがな
ゆめみるおーとまた
作者
ジャンル
アンドロイド・人造人間
レーベル
フラワーコミックス α(小学館)
巻数
既刊1巻
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あらすじ

アジモフの卵売り

カイト・ラバンは現場に居合わせただけで、身に覚えのないアルゴン卿殺人の罪を着せられた。投獄されて5年、カイトは初めて面会に来た男に「脱獄して別人にならないか」と持ちかけられる。男はカイトの身代わりとなる機械人形(オートマタ)を持ち込み、カイトを仮死状態にして塀の外へ出してくれた。脱獄の手助けをしてくれた男は、その事件で殺されたアルゴン卿の息子のパット。彼はカイトが無実であることを知っていて、その時の目撃者や役人が異例の出世をしていることに疑問を持っていた。ロイ・ダングレー伯爵という別の名前をもらったカイトは、アルゴン卿事件の真相に迫るため、パットと共に証拠集めを始める。

書誌情報

夢みる機械人形 1巻 小学館〈フラワーコミックス α〉

第1巻

(2017-11-10発行、 978-4091398130)

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