大泥棒ポルタ

無法地帯となった世界を舞台とし、大泥棒と称されるポルタとその助手・カスケが、楽園のカケラと呼ばれるお宝を求め、奇抜な手口で行う盗みを描く。

正式名称
大泥棒ポルタ
作者
ジャンル
アドベンチャー
レーベル
ジャンプ・コミックス(集英社)
巻数
全2巻完結
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概要・あらすじ

世界が無法地帯となって各地で泥棒や盗賊が暗躍する時代。世界屈指の大泥棒・ポルタは、失われた記憶の手がかりである「楽園のカケラ」を求め、助手のカスケと共に泥棒稼業を続けていた。やがてポルタが助けた少女・サクライが助手として加わり、三人での活動が始まる。

登場人物・キャラクター

ポルタ

一見子供に見えるほど小柄だが、世界に名の通った大泥棒。口癖は「スマートにいこうぜ」で、力押しを嫌い、アイデアやトリックを生かした盗みを好む。過去の記憶が欠落しており、手がかりと思われる楽園のカケラを求めて泥棒をしている。好物は甘い物で常に菓子を携帯しているが、その中には菓子を模した「盗具」(ギミックツール)と呼ばれるアイテムが混じっている。 盗賊団ヘルメスの者に「ポルターガイスト」と呼ばれた事があり、失われた記憶と盗賊団ヘルメスに何らかの関係があると思われるが、詳細は不明。

カスケ

『大泥棒ポルタ』の登場人物で、ポルタの助手を務める青年。情報収集を得意とする。温和で気さくな性格だが、「情報収集モード」と呼ばれる状態に入ると、周りが見えなくなる程の集中力を発揮する。かつてはフリーの情報屋集団に属し、シュナイダー盗賊団と契約していたが、謀殺されかけた所をポルタに救われた。 ある任務をきっかけに女装が趣味となる。

サクライ

新米女泥棒としてポルタの押しかけ仲間となっている16歳の少女。祖父の彫像をG・ネコマタから取り返すためポルタに勝負を挑むが返り討ちに会う。その後、彫像がポルタによって取り戻され、強引な仲間入りのきっかけとなった。

レイラ・アレリアル

滅びたアレリア王国の王女で、老執事と放浪している時にポルタと出会う。首には王家の秘宝たる首飾りを下げているが、これはレイラの体から外すと粉々に砕け散るように出来ている。首飾りごとビバルディに誘拐されたが、ポルタによって救出された。かなりの世間知らずで、救出された際、ポルタを「白馬の王子様」と思い込み求愛するが、ふられた。

ビバルディ・ラング

ひとつの地区を支配する権力者で、ヘルメスに所属している。巨大窃盗シンジケート、ヘルメスからの任務でレイラの首飾りを含むアレリア王国の秘宝を回収しようとした。美しさにこだわり、「醜い」と言われると激怒する。刑務所跡を利用した牢獄にレイラを監禁し、セキュリティに絶対の自信を持っていたが、ポルタにレイラを奪回される。

G・ネコマタ

この世で最も硬いとされる特殊合金製の「オリハルコンの鐘」を所有する、地方領主。鐘に近づく者を砲撃する仕掛けに絶対の自信を持っていたが、ポルタに突破される。サクライの祖父から彫像を奪っていたため、サクライにも狙われていた。

ウダイ・バトゥタ

石油王と呼ばれる資産家で、金にものを言わせて屋敷に数十人の美女を侍らせていた。ポルタのターゲットとなった金貨を声紋認証式の金庫に入れており、ウダイにキーワードを言わせ録音することが任務の鍵となった。実際に油田を所有しているのは妻であり、妻の出張中に美女を集めていた事が知れ、制裁を受けた。

ジャック

世界でも指折りの実力を持つとされる、美術品専門の怪盗。他人が盗んだ物を盗むというスタイルから「横取り屋」と呼ばれている。ポルタとは過去にも度々会っているが、常に横取りを失敗させられ、ポルタを敵視している。変装と無音暗殺術に長け、ウダイの屋敷とスパイダー伯爵の城ではいずれも女性に変装していた。 薔薇を描いた仮面で顔の右側を覆っているが、その下には過去の因縁を思わせる傷痕がある。

N・ミクモ

数々の罠で侵入者の命を奪う、「蜘蛛の巣城」の主。楽園のカケラと、先に捕えたサクライを餌に、ポルタを招き入れた。蜘蛛の巣城の罠とシークレットルームの指紋認証扉に絶対の自信を持っていたが、ポルタに悉く突破される。実は楽園のカケラは偽物であり、サクライもジャックの変装だった。

マーク

カスケが情報屋集団に属していた頃の同僚で、カスケとは同期だが老け顔のため年上に見られる。カスケと仲が良かったが、スパイ容疑で処刑されそうになるカスケを見捨ててしまい、そのことを気に病んでいた。マーク自身も、後に巨大窃盗シンジケート、ヘルメスから追われる身となり、一度はカスケと再会するが、レンブラント・コレクションの情報を託した後、ゼブラヘッドに暗殺された。

ゼブラヘッド

巨大窃盗シンジケートヘルメスの第四探索部隊リーダー。マークを暗殺し、レンブラント・コレクションをめぐってポルタと戦った。暗闇の中、暗視ゴーグルと毒を塗ったナイフで有利に戦うが、敗れる。死ぬ前にポルタを「コードネーム・ポルターガイスト」と呼び、ポルタがヘルメスの一員であった事を匂わせた。

集団・組織

暗黒政府 (あんこくせいふ)

『大泥棒ポルタ』に登場する組織。財宝や希少品に懸賞金をかけて、提出した者へ懸賞金を与えている。品物と懸賞金は「黒の手配書」で指定されており、この制度が成立して20年余りになる。懸賞金の代わりに、金額に相当する情報をBLAGから買うこともできる。ポルタが高額の宝を求めるのは、楽園のカケラの情報を得るという目的もある。

ヘルメス

『大泥棒ポルタ』に登場する組織。世界最大とされる巨大窃盗シンジケートで、暗黒政府による懸賞金ランキングでも常に1位を保っている。手口は人情の欠片もなく、逆らう者や裏切り者には死をもって報いる。多くの情報屋を傘下に収めるが、不都合な情報を得た情報屋はその度に抹殺している。構成員は、末端も含めれば数万人。

その他キーワード

楽園のカケラ (らくえんのかけら)

世界のどこかにあると言われる、「楽園」と呼ばれる場所を示す石版の欠片。複数存在し、欠片1つでも高額で取引される。偽物が多く出回っているが、本物は比重が異常に高いため区別は可能。記憶喪失に陥った時のポルタがその1つを握り締めており、彼にとっては記憶を取り戻す重要な手がかりでもある。

書誌情報

大泥棒ポルタ 全2巻 集英社〈ジャンプ・コミックス〉 完結

第1巻

(2006年2月発行、 978-4088740225)

第2巻

(2006年4月発行、 978-4088741116)

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