概要・あらすじ
人と動物が平和に暮らすテオ村。5歳の少年ニコ・ホワイトは、勝手に村の外に出て、危険な目に遭うこともしばしば。いつもお母さんに怒られながらやんちゃな日々を過ごしていた。ニコは右手に紋章を持つ冒険家一族、ホワイト家の男の子で、好奇心旺盛で冒険が大好きなのだ。いつか、冒険に出たまま戻らない、父のあとを追って世界の果てを目指したいと考えていた。それから5年後、10歳になったニコは、初めて坑道で採掘をさせてもらえることになった。はりきって出かけたニコは、ブラウン家の兄弟、ルークとブルの三人で、初心者向けの坑道で採掘を始める。坑道を掘る作業で大切なのは、掘ったあとに「たいまつ」を置くこと。そうしないと、闇からモンスターが生まれるのだ。順調に掘り進めるニコとルークのもとに、ブルが青ざめた顔で近づいてきた。「たいまつを置き忘れた」と言って倒れ込んだブルの背後には、無数のゾンビの姿があった。つるはしでゾンビと闘うニコだったが、やがてつるはしが折れてしまう。すると、追い詰められたニコの右手の紋章が光った。知らせを聞いて駆けつけた母親が、それを見てニコに話し掛ける。母によると、紋章はホワイト家に受け継がれる、神の力「MOD」だという。ニコには「創造力」のMOD能力が備わっているのだ。それを聞いたニコは、MOD能力を発動。周囲に落ちている素材を集めて、「超ロング石の剣」を作成する。そしてその長い剣で、ゾンビたちを一斉になぎ倒すことに成功、危機を脱した。翌日、MOD能力に目覚めたニコは、世界の果てを目指してテオ村をあとにした。こうして、無限ともいわれる危険な世界を舞台に、ニコの冒険が始まるのであった。
登場人物・キャラクター
ニコ・ホワイト
冒険家一族であるホワイト家の男の子。年齢は10歳で、元気で好奇心が旺盛。右手にホワイト家の紋章を持つ。左頰の十字の傷、頭にのせたゴーグルが特徴。MOD能力「創造力」を使い、素材さえあればいろいろな武器や道具を作り出すことができる。冒険の旅に出た父のあとを追い、世界の果てを目指す冒険に出る。
書誌情報
MINECRAFT~世界の果てへの旅~ 10巻 小学館〈てんとう虫コミックス(少年)〉
第1巻
(2020-09-28発行、 978-4091432353)
第2巻
(2021-03-26発行、 978-4091432834)
第3巻
(2021-08-27発行、 978-4091433244)
第4巻
(2022-01-27発行、 978-4091433732)
第5巻
(2022-06-28発行、 978-4091435217)
第6巻
(2022-12-27発行、 978-4091435682)
第7巻
(2023-04-28発行、 978-4091435965)
第8巻
(2023-10-27発行、 978-4091436511)
第9巻
(2024-05-28発行、 978-4091437204)
第10巻
(2024-10-28発行、 978-4091497956)