概要・あらすじ
厳格な父のもと、恋を知らずに育ったシスター見習いの清井天音は、もっと世間を知るべきという女学園の学園長の勧めに従い、一般の男女共学校に編入することになる。転校初日、天音が校門をくぐると、大勢の女子が大騒ぎしているところに出くわす。騒ぎの元は「神兄弟(かみきょうだい)」と呼ばれる超イケメンの双子。兄の神流星は天使のように紳士で爽やか、弟の神大地は、悪魔のようにクールでドS。対照的な二人は、学校のスーパースターであった。1年A組に転入することになった天音は、「神兄弟」とクラスメートになる。流星と大地は、他の女子たちのように騒がない天音に興味を持ちはじめた。ある日、トラブルに巻き込まれた天音を、流星と大地が助けたことから、女子たちの反感を買ってしまう天音。しかし天音は「将来シスターとなり、神に使える身なので恋愛はしない」と宣言。その清らかなオーラに一同は沈黙する。「他の娘と何か『違う』と感じたのは、天音が絶対手に入らない『聖域』にいるからだ」、そう気づいた流星と大地は、激しく天音を求めるようになった。
登場人物・キャラクター
清井 天音 (きよい あまね)
高校1年生の女子。シスター見習い。9月8日生まれのおとめ座で、血液型はB型、身長は156センチ。世間知らずで純粋無垢。厳格な父のもと、過保護に育たっため、恋愛経験がない。女学園の学園長の勧めに従い、一般の男女共学校に転校し、神流星、神大地の超イケメン兄弟と出会う。好きなものは小鳥、歌うこと、お祈りの時間など。カエルと複雑な機械は苦手。動物とすぐ仲良くなれるという特技を持ち、賛美歌で小鳥を呼び寄せることもできる。
神 流星 (じん りゅうせい)
高校1年生の男子。神大地の双子の兄。転校してきた清井天音のクラスメートになる。10月10日生まれのてんびん座で、血液型はO型、身長は180センチ。いつも笑顔の爽やかな紳士で、弟の大地とともに「神兄弟(かみきょうだい)」と呼ばれ、女子の憧れの的。読書やカフェ巡りが趣味で、ケンカ、暴力が苦手。ピアノ、作詞作曲、料理が得意。天音を「理想の人」とし、彼女に近づく。
神 大地 (じん だいち)
高校1年生の男子。神大地の双子の弟。転校してきた清井天音のクラスメートになる。10月10日生まれのてんびん座で、血液型はO型、身長は179センチ。クールなドSなワイルドな男子で、兄の流星とともに「神兄弟(かみきょうだい)」と呼ばれ、女子の憧れの的。束縛を嫌い、好き勝手に昼寝をする。スポーツ全般が得意で、機械にも強い。天音に好意を抱き、誘惑を仕掛ける。
書誌情報
天使と悪魔とわたし。 5巻 小学館〈ちゃおコミックス〉
第1巻
(2021-11-26発行、 978-4098715541)
第2巻
(2022-04-26発行、 978-4098716227)
第3巻
(2022-09-26発行、 978-4098717712)
第4巻
(2023-04-26発行、 978-4098721207)
第5巻
(2024-01-26発行、 978-4098724352)