概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
坂上 陸 (さかがみ りく)
航空自衛隊のパイロット志望の男性で、階級は3等空曹。もともと航空学生だったこともあり、防衛大学卒業者のみならず、一般大学卒業者からも下に見られている。しかし、地上勤務を経ずに入隊当初からパイロットになる前提で訓練が始められることから航空学生になったため、周りの声はいっさい気にしていない。座学は苦手ながら空中での感覚は誰よりも研ぎ澄まされており、初フライトで教官のミスを察知できるほど操縦技術に長けている。また、訓練機もT-7よりも扱いが難しいとされるT-4の方が相性がいい。かつて父親・坂上護が交通事故を起こして糾弾されたが、パイロットとしての勘を根拠に、この航空事故は報道と事実に食い違いがあると考えており、事故の真相を解き明かそうとしている。
高岡 速 (たかおか はやり)
航空自衛隊のパイロット志望の男性で、階級は3等空尉。防衛大学卒で、坂上陸たちの同期パイロット候補生の中でも注目を集めている。また、国際士官候補生会議では議長を務めたこともあり、自衛隊において10年に一人の逸材だと評されている。T-7に搭乗していた際にはつねに成績上位だったが、T-4に搭乗してからは成績が伸び悩み、着陸事故も起こしている。成績が低迷し始めてからは情緒不安定に陥り、仲間と連携を取ろうとしないだけでなく、編成訓練のミスを他者に押しつける余裕のなさを見せる。そんな中、パイロットとしての適性を見せ始めていた陸のことを強く敵視するようになる。
クレジット
- 原作
- 構成
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田岡 宗晃