天神―TENJIN―

天神―TENJIN―

『海猿』の原案で知られる小森陽一の小説「天神」シリーズのコミカライズ。舞台は現代の自衛隊。自衛隊に入隊した青年・坂上陸が、かつて航空自衛隊のパイロットだった父親が糾弾された事件の真相を突き止めるため、自らもパイロットを目指す姿を描いた航空ロマン。航空自衛隊の飛行準備課程が物語の中心となっており、航空自衛隊のパイロット志望者がどんな訓練を積み、どんな試練を乗り越えて戦闘機パイロットとして一人立ちしていくのかが詳しく描かれている。集英社「ジャンプLIVE」で2013年8月に前日譚を配信後、同社「少年ジャンプ+」で2015年6月から配信。

正式名称
天神―TENJIN―
ふりがな
てんじん
原作者
小森 陽一
漫画
ジャンル
その他職業・ビジネス
 
アクション
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

坂上 陸 (さかがみ りく)

航空自衛隊のパイロット志望の男性で、階級は3等空曹。もともと航空学生だったこともあり、防衛大学卒業者のみならず、一般大学卒業者からも下に見られている。しかし、地上勤務を経ずに入隊当初からパイロットになる前提で訓練が始められることから航空学生になったため、周りの声はいっさい気にしていない。座学は苦手ながら空中での感覚は誰よりも研ぎ澄まされており、初フライトで教官のミスを察知できるほど操縦技術に長けている。また、訓練機もT-7よりも扱いが難しいとされるT-4の方が相性がいい。かつて父親・坂上護が交通事故を起こして糾弾されたが、パイロットとしての勘を根拠に、この航空事故は報道と事実に食い違いがあると考えており、事故の真相を解き明かそうとしている。

高岡 速 (たかおか はやり)

航空自衛隊のパイロット志望の男性で、階級は3等空尉。防衛大学卒で、坂上陸たちの同期パイロット候補生の中でも注目を集めている。また、国際士官候補生会議では議長を務めたこともあり、自衛隊において10年に一人の逸材だと評されている。T-7に搭乗していた際にはつねに成績上位だったが、T-4に搭乗してからは成績が伸び悩み、着陸事故も起こしている。成績が低迷し始めてからは情緒不安定に陥り、仲間と連携を取ろうとしないだけでなく、編成訓練のミスを他者に押しつける余裕のなさを見せる。そんな中、パイロットとしての適性を見せ始めていた陸のことを強く敵視するようになる。

クレジット

原作

構成

田岡 宗晃

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