あらすじ
第1巻
琴吹新妻は、今日から賃貸マンションで夫との新婚生活を始める。新妻は旦那さんのことを、旦那くんで「だーくん」と呼ぶことを提案。その呼び名にたじろぐ夫だったが、「だーくん」がダメなら、夫ちゃんで「おっちゃん」になると言われ、受け入れるのだった。だーくんが引っ越しの荷物を片付けていると、新妻のお母さんが新婚生活へのお祝いにと送ってくれたセクシーなスケスケの下着を発見。ぜひその下着姿を見たいと願うだーくんだったが、恥ずかしがり屋の新妻に拒否されてしまう。こうして照れながらも、アツアツな新婚生活がスタートするのだった。(第1話「今日から新婚生活」。ほか、12エピソードを収録)
登場人物・キャラクター
琴吹 新妻 (ことぶき にいづま)
賃貸マンションで愛するだーくんとの新婚生活を始めたばかりの女性で、性格はとても恥ずかしがり屋。スタイル抜群で、特に胸が非常に大きいが、琴吹新妻本人はそのことにコンプレックスを抱いている。結婚するまでは母親に甘えてばかりで、家事をするのも初めてだったが、愛するだーくんのために奮闘している。新婚当時は、だーくんが出張に行くだけで涙を流すほど寂しがっていたが、ご近所に主婦友達ができてからは楽しく過ごしている。
だーくん
会社勤めのサラリーマンで、琴吹新妻の夫。妻のことは「新妻ちゃん」と呼んでいる。賃貸マンションでの新婚生活を始めるにあたって、新妻から旦那くんだから「だーくん」と呼ぶことを提案され、仕方なく受け入れた。
神崎 なごみ (かんざき なごみ)
琴吹新妻が引っ越して来た賃貸マンションの隣室の女性。幼女のような見た目ながら、れっきとした大人で、夫と二人で暮らしている。その外見を利用して子供のふりをし、家に来る面倒な勧誘やセールスを撃退している。すぐに新妻となかよくなり、新妻にだーくんをメロメロにするための作戦として裸エプロンを提案する。
切盛 文 (きりもり ふみ)
琴吹新妻の家の近所に住む主婦。いつも和装に割烹着姿で、マンションの前などを掃除してくれている。神崎なごみと顔なじみで仲がいい。実は和服オタクで、着物を褒めてくれた新妻に目を輝かせながら和服を勧めている。夫は官能小説家。
ハル
琴吹新妻が住む賃貸マンションの管理人の孫娘。青い瞳にブロンドの髪をしている。年齢は十代ながら、大人びて見えるスタイル抜群の美女。人をからかうクセがあり、新妻のもとへ家賃を回収に来た際には、サングラスをかけて新妻を脅すような口調で驚かせる。
ルナ
ハルの妹で、金髪の美少女。両親が海外で働いているため寂しい思いをしているが、甘え下手でうまく自分の気持ちを表現できない。口数は少ないが、琴吹新妻にはよく懐いている。
恋
神崎なごみや切盛文が、よく利用している喫茶店「おしどり」で働く女性。なごみの妹なのだが、幼女のような見た目の姉とは異なり、身長が高い。男性は苦手ながら、姉たちの会話からすぐにあらぬことを妄想し、赤面ばかりしている。