概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
ウォルス・サイ
奴隷の一族「サイの一族」に所属する少年。年齢は17歳。サイの一族は「武の一族」と呼ばれるほど強靭な肉体と、高い戦闘能力を持つ。しかし、一族全員が「血契呪」という奴隷の烙印(らくいん)を押されているため、主人の命令には絶対服従しなければならない。ウォルス・サイ自身も主人の許しがなければ自由に外出することもできず、その行動は制限されている。実はカーリッツ王国の第一王子であり、大陸最強の魔法師である「アルス・ディットランド」の転生体。アルスは生まれ持った膨大な魔力の負荷に耐えきれず、魔法の使用によって寿命を削り続けていた。そのため死の克服を念願としており、”死者蘇生(そせい)”の研究に明け暮れている。クラウン制度では大陸最強の四大竜の一角である暴食竜のヘルアーティオを単身撃破する偉業を成し遂げるも、その戦いの後遺症から残り少ない寿命をすべて失ってしまう。しかし、死者復活の副産物で手に入れた転生の秘術を使い、新たな生を手に入れる。だが、奴隷になったのは完全に想定外で、自由を手に入れるべく従順な奴隷としてセレティア・ロンドブロに仕え、機会をうかがっている。
セレティア・ロンドブロ
ユーレシア王国の第一王女。金色のストレートロングヘアの美少女で、青い瞳を持つ。自信過剰の箱入り娘で、ユーレシア王国は小国であるために比較対象があまりいないこともあり、セレティア・ロンドブロ自身の魔法の腕が一流だと信じ込んでいる。だが、実際の実力はウォルス・サイによれば三流レベルとのこと。王侯貴族の後継者がその実力を示す「クラウン制度」に挑戦しようとしており、父王がその護衛としてウォルスを雇い入れた。当初はウォルスのことを否定していたが、彼がただの奴隷にはない学があることを見抜き、ウォルスを仲間として認める。クラウン制度を通じて見聞を広げ、最初は失敗続きだったもののウォルスの忠告を真摯に受け止め、少しずつ成長していく。
クレジット
- 原作
-
カラユミ
- キャラクター原案
-
誉
書誌情報
奴隷転生 ~その奴隷、最強の元王子につき~ 13巻 講談社〈KCデラックス〉
第1巻
(2021-04-09発行、 978-4065229811)
第2巻
(2021-06-09発行、 978-4065235706)
第3巻
(2021-08-06発行、 978-4065244715)
第4巻
(2021-10-08発行、 978-4065251300)
第5巻
(2021-12-09発行、 978-4065262702)
第6巻
(2022-02-09発行、 978-4065268896)
第7巻
(2022-04-08発行、 978-4065275160)
第8巻
(2022-06-09発行、 978-4065281635)
第9巻
(2022-08-09発行、 978-4065286487)
第10巻
(2022-10-07発行、 978-4065294000)
第11巻
(2022-12-09発行、 978-4065299838)
第12巻
(2023-02-09発行、 978-4065305249)
第13巻
(2023-05-09発行、 978-4065312315)