子供はわかってあげない

マイペースな女子水泳部員の朔田美波と書道部員の少年・門司が高校の屋上で出会う。これをきっかけに、二人のひと夏の冒険が始まる。モーニングにて2014年14号から35号まで連載された。田島列島の初連載作。2021年実写映画化。

正式名称
子供はわかってあげない
ふりがな
こどもはわかってあげない
作者
ジャンル
ラブコメ
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あらすじ

美波と昭平の出会い

水泳部に所属する朔田美波は、練習中にふと屋上を見上げた。そこで何かをしている人を発見した美波は、好奇心を抑えきれずに屋上へと向かう。そこには書道部の門司昭平が、筆でアニメキャラクターの絵を描いていた。アニメ好きなこともあり、二人はすぐになかよくなる。そんな中、美波は昭平の自宅で新興宗教のお札を目にする。それは美波の誕生日に差出人不明で送られてきたお札と同じで、彼女はこれまで生き別れになった実父からのプレゼントだと思って過ごしていたのだ。昭平は実父に会いたいと願う美波に対して、探偵の門司明大を紹介する。こうして明大は美波の実父探しを始めようとしたところ、別の人物からも依頼を受ける。それは宗教団体の信者からの依頼で、教祖がお金を持って失踪したため、その行方を探して欲しいというものだった。そして明大は、美波が探している実父と信者が探している教祖が、藁谷友充という同一人物だという事実に行き着く。

美波の潜入調査

探偵の門司明大は、朔田美波の実父である藁谷友充を探し出す。もう一件、宗教団体の信者からお金を持ち出した教祖の捜索を依頼されていた明大は、美波に対して、藁谷が本当に罪を犯したのかを聞き出して欲しいと依頼する。こうして美波は、両親には水泳部の合宿だとウソをつき、藁谷と再会する。美波はしばらく藁谷の自宅に滞在し、阿堀仁子と交流しながら、実父の人柄に触れる。また美波の実母と別れたのは、藁谷が持っている超能力を気味悪がられたことが原因だったと、これまで知らなかった事実が次々と明らかになっていく。

日常に戻っていく美波

朔田美波藁谷友充と別れ、自宅に帰ることにする。また、藁谷も教団の金を盗んだ疑いも晴れ、平凡な日常へと戻っていた。激動の夏を過ごした美波は、ふと門司昭平に会いたくなるものの、叶(かな)わずにいた。

実写映画化

2021年8月20日公開。沖田修一監督

キャスト:上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大、古舘寛治、斉藤由貴、豊川悦司 ほか

登場人物・キャラクター

朔田 美波 (さくた みなみ)

高校2年生の水泳部員。マイペースな性格だが、「水泳ジャンキー」と呼ばれるほど水泳が好きで、2年生で唯一大会出場を果たす実力を持つ。アニメが好きで、特に「魔法左官少女バッファローKOTEKO」のファンであったため、もじくんと意気投合する。もじくんの兄である探偵の明さんに生き別れの父親の捜索を依頼する。

門司 昭平 (もじ しょうへい)

高校2年生の書道部員で字と絵が上手い。祖父の運営する書道教室で、小学生相手に先生ができるほどの腕前。アニメが好きで、学校の屋上で「魔法左官少女バッファローKOTEKO」の絵を描いていた時にサクタさんと出会い意気投合する。

門司 明大 (もじ あきひろ)

『子供はわかってあげない』の登場人物で、もじくんの兄。もじくんの通う高校のOB。性転換手術をして女性になり、門司家から勘当されている。西町商店街の張本古書店の2階を間借りし探偵業を営むが、これまで来た依頼は商店街の筆耕作業と猫探しのみ。サクタさんから生き別れの父親の捜索を依頼される。

藁谷 友充 (わらがい ともみつ)

『子供はわかってあげない』の登場人物で、サクタさんの生き別れの父親。サクタさんが5才になるまでに離婚している。人の心が読める超能力者で、新興宗教「光の匣」(ひかりのはこ)において、「光海」(みつうみ)という名前で教祖を務めていたが、教団の資金とともに失踪した。

阿堀 仁子 (あぼり じんこ)

藁谷友充の家の近所に住んでいる女子小学生。親は「阿堀指圧治療院」を経営している。朔田美波が藁谷の家に行ったことで知り合いになる。明るい性格で、破天荒な言動が多い。つかみどころのないキャラクターで、その空気の読めなさが、複雑な事情を抱える藁谷の心を和ませている。藁谷に懐いており、自宅を自由に出入りするほどの間柄。

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