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学校に行けない私たち
ちょっとした事がきっかけで起こる、女子グループの壮絶ないじめを描いた学園ドラマ。表題作『学校にいけない私たち』(「Sho-Comi」2018年21号~23号)は、派手なグループに誘われ、周りに合わせて言いたい事を我慢する女子高校生が主人公の作品。このほか、コミックスには『きのうの夜まで親友だった』(「Sho-Comi」2018年9号)、『教室の中なら親友』(「Sho-Comi」増刊2018年6月15日号)、『親友ごっこ』(「Sho-Comi」増刊2018年8月15日号)を収録。この3作品は、登場人物は共通で、主人公が変わる短編連作となっている。
概要・あらすじ
高校生活に憧れていた茉莉花は、気合を入れたヘアアレンジで入学式に出席。すぐに友達ができるか不安だったが、同じクラスの優里奈が声をかけてくれ、ナミや紗希と同じグループになった。派手なグループで自分には合わないかもと思ったが、グループは定着したまま半年が過ぎた。女子の中で「達也の事を好きな優里奈をみんなで応援しよう」という事になっていたが、何も知らない達也は茉莉花にちょっかいをかける。カラオケで達也の隣に優里奈を座らせるなど、気を遣う茉莉花。しかしカラオケから帰る途中、達也が「駅まで送る」と茉莉花を追ってきてしまう。翌日、余計な誤解を受けたくなかった茉莉花は、達也の事を隠して「一人で帰った」と噓をついた。そこから茉莉花に対する嫌がらせが始まり、いじめは徐々にエスカレートしていくのだった。
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