概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
斎藤 悠介 (さいとう ゆうすけ)
聖蹟桜ヶ丘東高等学校2年D組に在籍する男子。黒髪短髪で、巨根の持ち主。入学してから半年ほど失踪しており、全裸で両手足を拘束された状態で発見された。外傷はなかったが、この事件をきっかけにすべての記憶を失い、何者かにナイフをつき立てる白昼夢に悩まされるようになった。母親によれば、本来の姿は成績優秀でスポーツ万能、リーダーとして頼られる優等生だったという。現在は朗らかな性格のお調子者で、同級生の大河原環と交際している。ある日、アルバイト先の同僚で友人の久保秋に襲われ、中学時代はイジメの首謀者で「悪魔」と恐れられていたこと、そして久保自身も被害者だった事実をつきつけられる。「過去からの復讐(ふくしゅう)は永遠に続く」という旨の久保の発言に恐怖を感じる一方で、実感がまったく湧かず他人事のようにとらえていたが、中学時代の悪友、会澤陽二郎の来訪により、事態は急変。悠介が管理していたとされる過去の悪行の証拠品を回収するため、失われた「悪魔」の記憶を求めて奔走することとなる。
会澤 陽二郎 (あいざわ ようじろう)
斎藤悠介の中学時代の悪友で、女子が見惚(ほ)れるほどの美男子。右の掌(てのひら)にピンポン玉ほどの穴が空いており、顔を覆って穴越しに相手を見る癖がある。右手の指2本は神経が通っていないが、スプーンやスタンガンなどの道具を器用に扱うことができる。見た目の柔和な印象に反して悠介のイジメの共謀者で、クラスメイトの男子を巻き込んでリンチや強姦をゲーム感覚で行っていた。そのやり口は悪辣で、被害者を撮影した記録を脅迫材料にすることで、事件が発覚することを未然に防いでいた。しかし、脅迫用の記録を管理していた悠介が記憶を失うという、異常事態が発生する。記録が流出する最悪の事態を避けるため、過去の記憶を失った悠介にある契約を持ち掛けた。なお、悠介が記憶を失っているため真偽は不明だが、会澤陽二郎自身の「冗談」を信じるならば、右手の穴は工作の授業中にドリルの事故でできたものだった。当初は小さな穴だったが、好奇心に駆られた悠介に拡張され、現在の大きさとなった。
書誌情報
君が僕らを悪魔と呼んだ頃 14巻 講談社〈講談社コミックス〉
第1巻
(2018-03-09発行、 978-4065111970)
第2巻
(2018-05-09発行、 978-4065114087)
第3巻
(2018-07-09発行、 978-4065117859)
第4巻
(2018-09-07発行、 978-4065125212)
第5巻
(2018-11-09発行、 978-4065133958)
第6巻
(2019-02-08発行、 978-4065144213)
第7巻
(2019-04-09発行、 978-4065151143)
第8巻
(2019-06-07発行、 978-4065157213)
第9巻
(2019-09-09発行、 978-4065167908)
第10巻
(2019-12-09発行、 978-4065175453)
第11巻
(2020-03-09発行、 978-4065185186)
第12巻
(2020-05-08発行、 978-4065194300)
第13巻
(2020-07-09発行、 978-4065201015)
第14巻
(2020-10-09発行、 978-4065210215)