概要・あらすじ
郊外の新興住宅街に越してきた北川一家。小学校3年生の娘北川志保は内気でひ弱。北川志保の母は近所での子ども達の様子を聞いて心配し、子ども達に直接口を出してしまう。4年生になって北川志保は勝気な中村のり子と仲良くなるが、北川志保の母は中村のり子のある行動を見て彼女に疑念を持つ。
登場人物・キャラクター
北川志保の母 (きたがわしほのはは)
普段は長い髪を三つ編みにして、頭の上でまとめている。夫と小学校3年生の一人娘北川志保の3人暮らしでシロという犬を飼っている。郊外の新興住宅街に一戸建てを買い越してきた。家で翻訳の仕事をしている。近所の人たちから子どもたちの様子を聞いて、娘、北川志保を心配する。娘とよく遊ぶようになった中村のり子のある行いを見て、彼女に対して疑念を持つ。
北川 志保 (きたがわ しほ)
髪を肩で切り揃えた女の子。登場時は小学校3年生で、内気でややひ弱。な父母とともに郊外の新興住宅街に越してきた。4年生になって同じ学年の中村のり子と仲良くなるが、一緒にいる時にケガをしてしまう。
中村 のり子 (なかむら のりこ)
そばかす顔でショートヘアーの女の子。登場時は小学校3年生。反応が早く活発。同学年の女の子達の中ではやや身体が大きく、傍から見るとみんなを引き連れているような印象がある。学校の成績は良い。成績優秀でピアノを弾ける姉がいる。同じ学年の北川志保が引っ越してしばらくした頃、北川志保の母に付き合い方を注意されたことがある。 4年生になってからは北川志保とよく遊ぶようになった。
シロ
『悪い子』に登場する犬。郊外の新興住宅街に引っ越してきた北川家で飼われている。北川家の娘、北川志保と、同じ学年の中村のり子は4年生になってから仲良くなり、シロの産んだ2匹の小犬に自分達の名前にちなんでナホ、キーコと名付ける。