概要・あらすじ
妹の宮河ひかげと姉の宮河ひなたが生活をする宮河家。極度のオタク気質でアニメやゲーム、さらにそれらのグッズに目がないひなたの散財ぶりは生活費にまで影響を及ぼし、ひかげは食費もままならない節約生活を強いられていた。そんな2人と学校の友達や先生との交流は温かく緩やかに続いていく。年末やバレンタインデーなど季節ごとのイベントにも話題は事欠かないのだった。
登場人物・キャラクター
宮河 ひかげ (みやかわ ひかげ)
宮河ひなたの妹で小学4年生。食事に回せる生活費に悩み、食卓に肉が並ぶことを願っている。お金の話にはとにかく敏感で、特に家計のやりくりに関する話題には小学生らしからぬ知識が発揮される。ひなたのオタク系趣味の散財に頭を悩ませているが、基本的には理解を示しており、普段は育ての親のように思い慕っている。
宮河 ひなた (みやかわ ひなた)
宮河ひかげの姉で、複数のアルバイトを掛け持ちしている。アニメ、ゲームなどのオタク趣味があり、家計を圧迫するほど同人誌やゲームに散財する。ひかげにはもう少し自分の趣味に寛容であることを望む反面、家計を預かるしっかり者と評価しており、信頼を寄せている。
内海 ゆきな (うつみ ゆきな)
宮河ひかげのクラスメートで友達。優しくて勉強ができるいわゆる優等生で小池えりかを含めた3人の輪の中では聞き役、あるいは見守り役になっている。水島だいすけとは幼なじみで、宿題の答えを見せるなどちょっと甘い対応をする一面もあり、好意を寄せている節もある。自宅では犬を飼っている。
小池 えりか (こいけ えりか)
宮河ひかげのクラスメートで仲良しの友達。男子、特に水島だいすけと言い争いをすることが多いが、恋に悩みバレンタインデーのラッピングにこだわるような女の子っぽいところも持っている。ひかげほどには担任の大沢かずひこを頼っていないところもある。実はクラスの中でも人気者。
水島 だいすけ (みずしま だいすけ)
宮河ひかげのクラスメートの男子。学校では騒がしく宿題や掃除をよくサボる。ひかげの貧乏ぶりをからかいに来ることが多いが、悪気はないようで、すぐに謝ってしまう。乱暴なようで優しい一面もあって、作品の中では拾った猫を飼っている。
大沢 かずひこ (おおさわ かずひこ)
宮河ひかげの学校の担任教師。頼りなくはあるが、生徒思いのいい先生と、ひかげから評されている。宮川家の生活苦も知っているようで、ひかげに時々お菓子を分けてあげることも。同じ学校の小泉まりな先生に気があるのか、それとも気がないのか、端から見てもじれったい関係が続いている。
小泉 まりな (こいずみ まりな)
宮河ひかげの学校の先生で大沢かずひこの同僚。かずひことは年齢が近いために仲が良いと生徒からは見られている。おっとりしていて独特の間を持つ語り口が特徴で、職員室で交わされる天然で他意のない言葉が、かずひこの心に突き刺さるというシーンはよく見られる。
泉 こなた (いずみ こなた)
宮河ひなたが店員として働くアニメショップの常連客で面識があり、その後ふとしたきっかけで宮河ひかげとも知り合いになる。背の小さいオタク女子大生で、同じ趣味のひなたとは何かと気が合うようだ。