山本善次朗と申します

山本善次朗と申します

作者・槙ようこの6作目となる連載作品。鹿児島県の田舎(いなか)町を舞台に、生まれつき不思議な力を持つ少女、山本ほたての日常、恋愛模様を描いたハートフル和風ファンタジーで、サブタイトルは「キセキの愛のチカラ」。幽霊を見ることのできるほたてが引っ越し先の田舎町でさまざまな幽霊と出会い、父親の山本善次郎をはじめ周囲の人々と協力しながら、幽霊の悩みや未練を解決するという形でストーリーが展開される。集英社「りぼん」2007年2月号から2008年3月号にかけて連載されたが、作者の体調不良を理由に連載が中断され、続編はコミックス第4巻に描き下ろしで掲載された。のちに集英社「りぼんスペシャル ハート」2009年夏の大増刊号と「りぼんスペシャル ダイヤ」2009年大増刊号にコミックス第4巻の続編が掲載され、2011年の「りぼんスペシャル オレンジ」に最終章が掲載された。

正式名称
山本善次朗と申します
ふりがな
やまもとぜんじろうともうします
作者
ジャンル
ファンタジー
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

山本 ほたて (やまもと ほたて)

小学4年生の女子。年齢は10歳。昔から幽霊が見えたり、触れた人の心を読めるなど不思議な力を持つ。母親の死後、母方の祖母と東京で暮らしていたが、鹿児島に住んでいる山本善次朗に引き取られて引っ越した。祖母からは親戚の叔父(おじ)だと聞かされていたが、山本ほたて自身は善次郎に触れた時に本当の父親だと理解した。「ほたて」の名前も善次郎が名付けた。ふだんは不思議な力のことは周囲に隠している。

山本 善次朗 (やまもと ぜんじろう)

鹿児島で農家を営んでいる男性。山本ほたてを引き取った。ほたてを引き取った当初は叔父を名乗っていたが、ほたての実の父親で訛(なま)り口調で話す。19歳の時に東京で女性と恋に落ちたが、両親に許してもらえず死別した過去を持つ。おおらかな性格で、ほたてを溺愛している。

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