概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
六道 リィン (りくどう りぃん)
警部補。金髪の好青年で、人が良い反面、ドジが目立つ場面も。両親を事故で失っており、叔父であるストライカー警視によって育てられる。ある事件で美しい女性ジョーカーと出会い、心惹かれるようになる。
ジョーカー
人工的に作られた合成人間であり、高い身体能力を持っている。普段は長い黒髪を持つ美女だが、DNA情報を読み取ることで、肉体を変化させられる。本当の姿は死刑執行権を有する特捜司法官。
海王寺 デューク (かいおうじ でゅーく)
大企業海王寺コンツェルンの総裁。「財界の帝王」や「政界の法王」とも呼ばれている。絶大な権力を有しているが、突如、自宅の電磁波障壁に飛び込み、謎の死を遂げる。
海王寺 弓人 (かいおうじ ゆみと)
海王寺デュークの長男で、海王寺コンツェルンの後継者。ストライカー警視に全幅の信頼を置いており、次期総裁となった際には、自分の右腕にならないかと勧誘する。
海王寺 剛人 (かいおうじ ごうと)
海王寺デュークの次男。他の兄弟と比べて、筋骨隆々とした肉体派。惑星開拓事業団の重役。また探査船宙飛ぶ人魚号のキャプテンでもある。合成人間をドールと呼んで見下している。
海王寺 亜矢人 (かいおうじ あやと)
海王寺デュークの三男。海王寺夏海とは双子。電子工学の権威であり、史上最年少で科学庁長官補佐となった俊英。父親が死亡したにも関わらず、動揺をみせなかった。
海王寺 夏海 (かいおうじ なつみ)
海王寺デュークの三女。海王寺亜矢人とは双子。メロディ・エンジェルと呼ばれたシンセサイザー・アーティスト。有名人で、リィンも出会うことを楽しみにしていたほど。
海王寺 人海 (かいおうじ ひとみ)
海王寺デュークの長女。冷静沈着で、父親が死亡した際も、海王寺家の家名を汚さないように、事故死で片付けようとしていた。
海王寺 秋海 (かいおうじ あきみ)
海王寺デュークの次女。父の死を悲しみ、泣き崩れていた。父親の死の間際、近くのグラスが割れている場面を目撃しており、この事件が他殺であると主張する。
海王寺 クリスティ (かいおうじ くりすてぃん)
海王寺弓人の嫁であり、娘の海王寺美海を授かっている。娘が電磁波障壁の近くに向かった際は、すぐさま助けに行こうとするが、夫に阻まれる。
海王寺 美海 (かいおうじ みみ)
海王寺弓人と海王寺クリスティの一人娘。死というものをまだ知らず、すでに死体となった海王寺デュークに毛布を届けようとして、電磁波障壁に近づいてしまう。
マジシャン・トーマ (まじしゃんとーま)
海王寺デュークに仕える側近。海王寺コンツェルン創立記念祭の準備を任されている。顔を常にマスクで隠している素性の知れない人物。
ストレイカー警視 (すとれいかーけいし)
日本州の警視。リィンの叔父で、両親を失ったリィンを保護した。海王寺弓人の友人でもあり、海王寺デュークの不審死の事件も自ら調査に向かった。顔が怖く、幼い海王寺美海に怖がられた。
場所
海王寺邸 (かいおうじてい)
海王寺一家が住む豪邸。政界、財界の中心であり、多くの使用人を雇っている。また、庭には不審者を排除するため電磁波障壁が張り巡らされているが、これが海王寺デューク死亡事件の引き金となってしまう。
クレジット
- 原作
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麻城 ゆう