幸せのひこうき雲

田舎の小学校へ転校してきた小学校4年生の少年と、その少年に性的暴行を繰り返す女教師を中心に描くヒューマンドラマ。作者の安達哲が、代表作である『お天気お姉さん』の連載後に執筆した作品。「ヤングマガジン増刊エグザクタ」1997年第7号から12号にかけて掲載された。

正式名称
幸せのひこうき雲
作者
ジャンル
ヒューマンドラマ
レーベル
ヤンマガKCエグザクタ(講談社)
巻数
全1巻
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概要・あらすじ

小学4年生の丸藤竜二は、両親の離婚を受けて、祖母が住む田舎の小学校へと転校してきた。閉鎖的な田舎の小学校で、クラスに溶け込めるか心配する竜二だったが、サッカーをきっかけにクラスメイトたちと仲良くなろうと努力する。しかし、ふとしたことから担任の美人女教師である西條美津子から性的暴行を受けてしまう。それ以来、ことあるごとに彼女から性のスパルタレッスンを受けることになるのだった。

登場人物・キャラクター

丸藤 竜二 (ガンドウ リュウジ)

両親が離婚調停中のため、東京から田舎の小学校へ転校してきた4年生の男の子。気が弱く、瞳の大きな可愛い顔立ちの少年。父方の祖母と2人で暮らしている。転校先での担任となった女教師、西條美津子から性的暴行を繰り返し受けることになる。

西條 美津子 (サイジョウ ミツコ)

丸藤竜二が転校してきた田舎の小学校、4年1組の担任教師。30歳。ミスめんたいこ美人コンテストで優勝したほどの美女で、かつては東京で女優をしていた。田舎の小学校では目立ちすぎるほどの美人のうえ服装も派手で、周囲の女教師からはうとまれている。芸能界からは身を引いたものの、いまでもスター女優として脚光を浴びる夢は忘れられず、田舎でくすぶっているストレスを児童虐待で発散している。 しかし、外面はいいため、その実態は生徒以外にはまだ知られていない。

丸藤竜二の祖母 (ガンドウリュウジノソボ)

丸藤竜二の祖母。和服姿で、体が小さく、気も弱いおばあさん。孫の竜二が新しい学校でいじめられないかと心配している。

西條美津子の母親 (サイジョウミツコノハハオヤ)

西條美津子の母親で、同じ市内の中学校で校長を務める。敬虔なクリスチャンで、経済的な自立を果たして男から自由になるようにと、美津子を英才教育してきた。しかし、美津子がミスめんたいこ美人コンテストで300万円の優勝賞金を手にして以来、芸能活動を勧め、いまでも芸能人として復帰することを望んでいる。

大谷

西條美津子が勤務する小学校の教師で学年主任。背が小さく、小太りで美人とはほど遠い容姿。派手な容姿の美津子を敵対視しており、スカートが短いと注意する。小学校で教師がスカートをはいて足を見せること自体が非常識であると、自身はスーツの下にジャージをはいている。

田畑

西條美津子が勤務する小学校の冴えない男性教師。美津子に下心があり、食事に誘うもののいつも断られている。自習の授業中、タバコをふかしながら、自分は本当は小説家になりたくて、こんな田舎でガキの相手なんかしていたくないと生徒にボヤくようなダメ教師。

西條美津子が勤務する小学校の男性校務員。52歳。30年もの実直な働きぶりで教師からの信頼は厚い。放課後の教室で美津子が丸藤竜二に性的暴行をしている場面をたまたま目撃してしまい、校長に報告する。

梶山

丸藤竜二が転校してきた4年1組の男子生徒。坊主頭に太い眉、厚い唇が特徴。あだ名の「ケーシー」はケーシー高峰に似ていることから付けられたと思われる。竜二の登校初日、隣の席となり「よろしく」と声をかけられるが、女子のスカートをめくった罰としてフルチン姿だった。

丸藤 幸雄

丸藤竜二の父親。たれ目のひげ面で、インディ・ジョーンズのような出で立ち。一攫千金を夢見て南米で鉱山や宝石を探す山師。ブラジルですごい鉱山を見つけたと、竜二のもとへ戻ってくる。

書誌情報

幸せのひこうき雲 全1巻 講談社〈ヤンマガKCエグザクタ〉 完結

第1巻

(1998年1月発行、 978-4063350302)

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