引っ込み思案な神鳥獣使い -プラネット イントルーダー・オンライン- @COMIC

引っ込み思案な神鳥獣使い -プラネット イントルーダー・オンライン- @COMIC

古波萩子の小説『引っ込み思案な神鳥獣使い-プラネットイントルーダー・オンライン-』のコミカライズ作品。気弱な自分を変えるため、他人とコミュニケーションを取ることのできるVRMMO「プラネット イントルーダー・ジ エンシェント」をプレイする征司が、クセ者プレイヤーたちと出会い、関係を築きながら成長していく姿を描いたファンタジー冒険譚(たん)。

正式名称
引っ込み思案な神鳥獣使い -プラネット イントルーダー・オンライン- @COMIC
ふりがな
ひっこみじあんなしんちょうじゅうつかい ぷらねっと いんとるーだーおんらいん あっとこみっく
原作者
古波 萩子
漫画
ジャンル
ゲーム
関連商品
Amazon 楽天

あらすじ

AIとロボット開発が興隆した近未来、ネット通信高校への進学を目指している征司は、仮想教室に対応したゲーミングVR機器を、誕生日プレゼントにもらう。気弱な自分を変えたい征司は、ゲームをしながら他人とコミュニケーションを取るために、知り合いの滋におすすめのオンラインゲームを尋ねる。しかし滋から、好みは人それぞれなのだから好きなゲームをプレイすればいいと言われ、征司はなんとなく気になったVRMMO「プラネット イントルーダー・ジ エンシェント」を選ぶ。操作するキャラクターを作ってゲームの世界に入ってチュートリアルを進めていた征司は、街中のNPCになりきるプレイヤーと出会ったり、操作になれていないためにほかのプレイヤーから煽(あお)られる形で注意されたりして混乱する。征司は心細くなるが、通りかかった雨月に勇気を出して声をかけ、雨月からさまざまなことを教えてもらう。さらに雨月からフレンド申請されて、征司はプラネット イントルーダー・ジ エンシェント内で初めての友達ができるのだった。

関連作品

小説

本作『引っ込み思案な神鳥獣使い-プラネット イントルーダー・オンライン-』は、古波萩子の小説『引っ込み思案な神鳥獣使い-プラネットイントルーダー・オンライン-』が原作となっている。原作小説版は、古波萩子が「小説家になろう」に投稿していた作品で、TOブックスから刊行されている。イラストはダンミルが担当している。

登場人物・キャラクター

征司 (せいじ)

VRMMO「プラネット イントルーダー・ジ エンシェント」をプレイする少年。32世帯しかない山村に住んでいる。学校に同級生がいないため、つねに一人で過ごしている。そのため、内気で気弱な引っ込み思案な性格となり、高校も生徒が多くいる街の学校でなく、ネット通信の高校を選んだ。一方で、自分の性格を変えたいとも思っており、父親からオンラインゲームでいろいろな人と話してみるといいとアドバイスを受け、プラネット イントルーダー・ジ エンシェントを始める。ゲームではキャラクター名は「ツカサ」。メイン職業はヒーラーの神鳥獣使いで、相棒となる鳥の名前は「オオルリ」。征司が何気なく付けたツカサという名前は、プラネット イントルーダー・ジ エンシェントでは使用禁止にされている名前だったり、久しぶりの新規ユーザーでさらに節目の5万人目だったりと、征司の知らないところでほかのプレイヤーから注目を浴びている。

雨月 (うげつ)

征司がVRMMO「プラネット イントルーダー・ジ エンシェント」をプレイしている際に出会った男性キャラクター。他人を攻撃できるPVPプレイヤーで、攻撃禁止エリアでも攻撃できる武器を持っている。実力も抜きん出ているため、ほかのプレイヤーから「覇王」と呼ばれている。無表情でとっつきにくい印象ながら実は優しい性格で、初心者の征司にいろいろ教えたり、困った時にすぐに連絡が取れるようにフレンド申請をした。

早瀬 翔 (はやせ しょう)

VRMMO「プラネット イントルーダー・ジ エンシェント」をプレイしている男子大学生。年齢は22歳。ゲームでのキャラクター名は「ルート」。ゲーム内や公式掲示板で同好の仲間たちと楽しく過ごしているが、1年前にゲーム内で起こった「5・5 ブラディス事件」の悪評によって、新規ユーザーが入ってこなくなったことでマンネリ感を抱いている。

和泉 (いずみ)

征司がVRMMO「プラネット イントルーダー・ジ エンシェント」をプレイしている際に出会った女性キャラクター。プラネット イントルーダー・ジ エンシェントを始めたばかりの初心者で、征司から話しかけられて、同じ初心者ということで意気投合する。征司とフレンド登録したあとは、二人でパーティを組んでメインクエストを進めていく。

その他キーワード

プラネット イントルーダー・ジ エンシェント

インディーズゲームのVRMMO。1年前に有料オープンベータが始まったが、1か月後にゲーム内で集団プレイヤーキラー事件の「5・5 ブラディス事件」が発生。凄惨な虐殺映像がSNSや動画配信サイトなどで広く拡散したため、8割以上のプレイヤーが「プラネット イントルーダー・ジ エンシェント」から離れていった。今は他人を攻撃できないセーフティエリアが設置されるなど、対策が取られている。事件後、新規ユーザーが増えなくなったため、ベータ版のままで正式版はリリースされていない。

クレジット

原作

古波 萩子

キャラクター原案

ダンミル

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