概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
まん丸 (まんまる)
元は動物園でデイジーという名前で飼育されていたペンギン。その愛らしい見た目と仕草から、皆の争いを収める存在になるようにと念雅山に連れてこられた。その後、本人の希望で忍術の修行をすることになる。いつもは間抜けで鈍臭いのだが争いを止めようとすると、とてつもない忍術を発動する。
ネンガ様 (ねんがさま)
動物忍者の念雅流の頭領の熊。しっかり者で何かと周囲を諌めることが多く、敵にも情け深い。忍術の実力は相当なもので、人望も厚い。子供にはお菓子をあげれば喜ばれると思い込んでいる。
タヌ太郎 (たぬたろう)
念雅流の忍者。まん丸の兄弟子にあたるたぬき。じいやによって動物園から念雅山へ連れてこられた。口が悪く、比較的乱暴者。しかしお人よしで、まん丸のこともよく可愛がっている。忍術の実力はまだまだで、余計な一言が多くてネンガ様によく怒られている。
ツネ次郎 (つねじろう)
念雅流の忍者。まん丸の兄弟子にあたるキツネ。じいやによって動物園から念雅山へ連れてこられた。おっとりしているが、まん丸やタヌ太郎よりはしっかりしているため、ツッコミ役に回ることが多い。タヌ太郎同様、忍術の実力はまだまだ。まん丸の面倒もよく見ている。
じいや
念雅山など動物忍者の住まう山々の地主。まん丸をネンガ様のもとに連れてきたおじいさん。まん丸を溺愛しており、山のアイドルにして争いを収めようとした。優しい性格で争いを嫌う。
真美子 (まみこ)
じいやの孫娘の女の子。じいやと一緒に住んでおり、タヌ太郎に好かれている。
ガン吉 (がんきち)
甲賀流の忍者でスパイ役の猿。卑怯な手を使うのが得意で、そのせいか友達がいない。よく念雅山へも偵察に来るが、ネンガ様やまん丸に命を救われたこともある。
白老 (はくろう)
甲賀流の頭領の忍者の猿。伊賀流の黒龍斎に息子を殺されたことから憎しみを抱いている。ガン吉同様、友達がいない。つまらない小噺を披露するのが得意。
ドタ八 (どたはち)
伊賀流の忍者でスパイ役の犬。いろんな術を使えて一見強そうに見えるが、どんな術を使ってもすぐに逃げてしまう。都合が悪くなると、ものすごく訛った津軽弁を話す。強気だが間抜け。
黒龍斎 (こくりゅうさい)
伊賀流の頭領の忍者の犬。好戦的だがこども好きなため、まん丸には甘い。白老の息子を殺した報復として自分の妻を殺された。狂犬病を患っており、発作が起こると性格が豹変してしまう。
集団・組織
甲賀流 (こうがりゅう)
『忍ペンまん丸』に登場する流派。動物忍者三流派の一つ。猿の忍者集団。念雅山の東にある甲賀の山の岩屋に住んでいる。現在の頭領は白老。
伊賀流 (いがりゅう)
『忍ペンまん丸』に登場する流派。動物忍者三流派の一つ。犬の忍者集団。念雅山の西にある伊賀野山の大きな屋敷に住んでいる。現在の頭領は黒龍斎。
場所
念雅山 (ねんがやま)
じいやの所有する山の一つ。まん丸達、念雅流の忍者が住まう山。念雅流に属する多種多様な動物が住んでいる。
その他キーワード
念雅流 (ねんがりゅう)
『忍ペンまん丸』に登場する流派。動物忍者三流派の一つ。正しいことを心がけている者たちの忍術。ネンガという名前を頭領が代々受け継いでいる。他の二つの流派と異なり特定の動物が所属しているわけではなく、様々な動物を受け入れている。