怖面先生のおしながき

怖面先生のおしながき

ごくふつうの高校が舞台。甘い香りに誘われて調理部に入部した新入生の藤野りんごが主人公。藤野りんごと、怖面の教師である鬼塚猛、天然な2年生女子の筧ひなたの三人が繰り広げる、調理コメディ。テーマとなる料理のレシピが毎回掲載され、各話の終わりに、実際に作ってみた写真が載っているのが特徴。小学館「ゲッサン」2019年10月号より連載を開始。

正式名称
怖面先生のおしながき
ふりがな
こわもてせんせいのおしながき
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
料理
レーベル
ゲッサン少年サンデーコミックス(小学館)
巻数
既刊3巻
関連商品
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概要・あらすじ

王林高校に入学して一週間。今日は部活見学の初日だったが、藤野りんごはどこにも属するつもりはなかった。しかし、藤野は甘い香りに誘われ、つい調理実習室の扉を開けてしまう。するとそこには、包丁を持った怖面の男が立っていた。悲鳴を上げて逃げようとする藤野に声を掛けたのは、調理服に身を包んだ2年生女子の筧ひなただった。ひなたによると、怖面の男は先生だという。男は家庭科臨時教諭の鬼塚猛だった。見掛けは怖いが、カワイイものが大好きな優しい性格だった。部活をするつもりがない藤野が帰ろうとした途端、彼のおなかが大きく鳴った。藤野が腹ペコなのを知った、ひなたと鬼塚は、クマの顔の形をしたマカロンを勧める。マカロンを食べた藤野は、信じられないぐらいのおいしさに驚いた。そして、ケーキを持って帰れるという甘い言葉に誘われて、いっしょにケーキ作りをする。無事ケーキは完成するが、ひなたは床に落ちたクリームに足を取られて転んでしまい、弟の誕生日用に作ったケーキを台無しにしてしまう。見かねた藤野は、自分のケーキをひなたにあげる。「また作ればいい」という藤野の言葉に、ひなたは彼の入部に期待を寄せる。なんだかんだで調理部で楽しい時間を過ごした藤野は、翌日入部届を持って調理実習室を訪ねるのだった。

登場人物・キャラクター

藤野 りんご (ふじの りんご)

王林高校の新入生で15歳の少年。葉っぱが2つ、ピンと跳ねたようなアホ毛が特徴。部活をするつもりはまったくなかったが、お菓子の甘い香りに誘われて調理実習室に行ったことがきっかけで、調理部に入部する。巻き込まれ体質で、料理はちょっぴり得意。先輩部員の筧ひなたに、淡い好意を寄せる。

筧 ひなた (かけい ひなた)

王林高校2年生、16歳の女子で調理部の部員。母親を3年前に亡くし、コンビニ弁当ばかりになってしまった食生活を改善するため、調理部に入った。父と弟に栄養たっぷりのおいしいご飯を食べさせてあげることが目標。しかし、天然で料理はさっぱりのポンコツ。

鬼塚 猛 (おにづか たける)

王林高校家庭科臨時教諭で30歳の男性。サングラスにあごひげ、頰の傷が特徴。怖面に似合わず、カワイイものが大好きで、料理は天才的にうまい。一言も話さない謎多き人物。

書誌情報

怖面先生のおしながき 3巻 小学館〈ゲッサン少年サンデーコミックス〉

第1巻

(2020-03-12発行、 978-4098500567)

第2巻

(2021-01-12発行、 978-4098503773)

第3巻

(2021-08-11発行、 978-4098506781)

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