恋するヤンキーガール

恋するヤンキーガール

粗暴なせいで周囲から不良と恐れられているものの根は純情な少女、須藤アヤメと、彼女の勘違いから付き合う事になった普通の少年、風間ナギの、波乱万丈な学校生活を描くラブコメディ。コマ割りは4コマ漫画の体裁をとっているが、連続したストーリーが描かれる。「月刊まんがタウン」2015年1月号から連載の作品。

正式名称
恋するヤンキーガール
作者
ジャンル
ラブコメ
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あらすじ

第1巻

中学生の風間ナギは、同じ学校に通う須藤アヤメに呼び出され、いきなり「つきあえ」と凄まれた。アヤメは粗暴な性格から周囲に不良と認識されており、ナギはこれを一種の脅しと受け止める。とっさに「はい」と答えたナギだったが、実はアヤメはナギに恋をしており、「つきあえ」というのは文字通り告白であった。アヤメはナギの返事を「交際OK」の意味と受け取り、こうして二人は交際がスタート。交際といえばまずはデート、と考えたアヤメは、遊園地のペアチケットを入手してナギを誘うが、まだアヤメとの関係について整理しきれていないナギは複雑な気持ちを隠せない。そんなナギの煮え切らない態度に、アヤメの友人である清水ナデシコ山本ぼたん達は、なんとか二人の仲を進展させようと一計を案じる。

第2巻

遊園地のデート以降、風間ナギは少しずつ須藤アヤメの事を意識し始めていた。しかし、互いに純情なアヤメとナギは、どちらかが一歩踏み込めばもう一方がうまく受け止められず、空回りばかりしていた。アヤメの友人である清水ナデシコは、アヤメの彼氏となったナギの態度を腹立たしく思い、アヤメへの接し方についてナギと衝突を繰り返す。しかし、虚弱体質のナデシコは貧血で倒れた際にナギに介抱され、今後は「小姑」として、ナギをアヤメの彼氏としてふさわしい男に指導する事を誓う。そんなナデシコの期待に応えようと頑張るナギだったが、ナギを鍛えようと思っているのはナデシコだけではなかった。ナギの持つ高い家事能力に目をつけた須藤アヤメの祖母は、ナギを家に招いて須藤家の婿としての教育を始める。

第3巻

秋になり、須藤アヤメの通う中学校では体育祭の時期がやって来た。クラスのメンバーから応援団長に指名されたアヤメは、風間ナギのためにも張り切って応援をする事を決意する。そんなアヤメの姿に、アヤメの友人である清水ナデシコ山本ぼたん達も協力して体育祭を盛り上げていく。無事に体育祭を終えたアヤメは、体育祭での応援の姿に、これまで不良だと敬遠されてきた生徒からも人気を集めるほどになっていた。そんなアヤメの姿に複雑な表情を見せるナギ。アヤメもまた、男女交際のあり方についてナデシコ達と相談し、自分はまともにナギに告白もせずに付き合ってしまった事に気づく。お互いに男女交際の始め方について間違っている事を知ったアヤメとナギは、どうにかして自分の気持ちを正直に伝えようと考え始める。

登場人物・キャラクター

須藤 アヤメ

不良として知られる女子中学生。一人称が「俺」で、生来の目つきの悪さと強烈な威圧感の持ち主である事から、周囲から恐れられている。しかし、実際には純情な性格で、保育園の時から風間ナギの事を一途に思い続けてきた。ナギの勘違いの部分もあったとはいえ、結果的に彼と付き合う事になったものの、その純情な性格が災いしてか、なかなか距離を縮める事ができずにいる。 ナギを思うあまり彼を前にすると、思った事を素直に口にできないものの、ナギがほかの女子と話をしているところを見るとすぐにやきもちを焼くなど、ナギに対する強い執着を見せる。両親が単身赴任のため、家では須藤アヤメの祖母と二人暮らし。

風間 ナギ

須藤アヤメの幼なじみの男子中学生。アヤメに絡まれ、「つきあえ」と脅された際に「はい」と答えた事からアヤメの彼氏となった。周囲には温和で人畜無害な人物として知られるが、アヤメを彼女とした事で彼女に振り回される日々を過ごすようになる。当初こそ戸惑う事も多かったものの、アヤメについては憎からず思っており、彼女に惹かれていく自分の気持ちに気づいてからは、アヤメへの接し方も変わっていく。 炊事や洗濯といった家事全般が得意なため、須藤アヤメの祖母からはその家事能力を高く評価され、将来の婿にと期待されている。

山本 ぼたん

須藤アヤメの友人の女子中学生。背が高く、スタイルもいい事から男子生徒からの人気も高い。基本的に物静かで、大人びた考えの持ち主で、アヤメの友人達のまとめ役となっている。しかし、ひとたび怒ると手がつけられない危険な性質も持ち合わせている。身体能力が高く、風間ナギら男子生徒が持ち上げるのに苦労するような重い荷物も、軽々と持ち上げる事ができる。

清水 ナデシコ

須藤アヤメの友人の女子中学生。つねにマスクをつけており、周囲に対しても好戦的な態度を取る事が多い。アヤメを溺愛しており、風間ナギとの仲をどうしても応援できずにいる。ナギとはケンカが絶えないが、そんな関係性から、ナギにとってはもっとも本音を言い合える相手でもあり、それについてアヤメに嫉妬される事もある。実は虚弱体質で、普段から着用しているマスクも周囲への威嚇ではなく、病気予防のための実用品である。

高橋 あんず

須藤アヤメの友人の女子中学生。アヤメの友人達の中ではもっとも身長が低く、好きな食べものはケーキという、やや子供っぽい性格をしている。その反面、付き合う事になったアヤメと風間ナギの関係をうらやましく思っており、自分もアヤメのように彼氏がほしいと願うなど、年相応の考えを見せる事もある。普段は天然パーマのくせ毛だが、たまにストレートパーマをあてる事があり、髪型によってはかわいく見える事から、男子生徒の中でも隠れたファンが多い。

斉木

風間ナギの友人の男子中学生。グラビアアイドルが好きで、抜群のプロポーションを持つ山本ぼたんを意識している。また、普段からまじめな表情で下ネタを話す事が多いため、周囲からは変態扱いされている。須藤アヤメとの関係に悩むナギから相談を受ける事が多いものの、その回答は最終的には下ネタに行き着くため、あまり参考にされていない。

郷田

須藤アヤメの通う中学校の男性教師。不良生徒の更生に教師生命をかけており、周囲から恐れられているアヤメ達についても目をつけていたが、彼女達と接するうちに少しずつその評価を改めていく。厳しい指導を行うため生徒達に疎まれる事も少なくないが、実際には生徒思いの教師であり、同僚教師からも信頼されている。

柚木 かすみ

須藤アヤメが通う中学校に転校して来た男子中学生。顔に傷があるなど強面なため不良と思われていたが、中身は真逆で、猫などの動物やアニメが好き。思った事をそのまま口にするため、周囲とトラブルを起こしがちだが、どこか憎めない性格で、風間ナギ達ともそれなりに馴染んでいる。

須藤アヤメの祖母

須藤アヤメの祖母。家ではアヤメと二人で暮らしている。須藤家の家事全般を担っており、特に料理が得意。風間ナギの持つ家事能力を高く評価しており、ナギがいれば家事をサボれると、頻繁に彼を家に招いている。将来的には、ナギをアヤメの婿にと考えており、アヤメの相手としてふさわしい男になれるように鍛えると共に、期待を寄せている。

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