概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
メルフィエラ・マーシャルレイド
マーシャルレイド伯爵家の女性。特徴的な赤毛の持ち主で、食欲旺盛。父親のジスラン・デュ=トル・マーシャルレイドと、亡き母のエリーズのあいだに生まれた娘で、後妻のシーリア・マーシャルレイドとは折り合いが悪い。また、ジスランとシーリアのあいだに生まれた義理の弟がいる。17年前の飢饉に対応するため、精霊信仰によって禁忌とされる魔物食を研究していた母親の知識や技術を受け継いでいる。そのため、「悪食令嬢」として貴族社会にその名が知られて敬遠されており、結婚適齢期となっても婚約者が決まっていなかった。そんな中、王家が主催した遊宴会で、「狂血公爵」と悪名高いアリスティード・ロジェ・ド・ガルブレイスに見初められて婚約する。アリスティードの外見や偏見を抱かない振る舞いに惹かれつつも、突然の求婚に疑心を抱いていたが、魔物食に対して嫌悪感を抱かずその有用性を認める彼に次第に心を開いていく。研究者としては非常に有能だが、寝食を忘れて研究に没頭したり、魔物を臆せず解体したりと、貴族令嬢らしからぬ振る舞いが目立つ。
アリスティード・ロジェ・ド・ガルブレイス
ラングディアス王国ガルブレイス公爵家の当主を務める青年。現国王であるマクシム・ド・リヴァストール・ミルド・ラングディアスの王弟として産まれたが、兄のマクシムの立太子と同時にガルブレイス公爵家へと養子に出された。「エルゼニエ大森林」と呼ばれる魔物の巣窟を領内に抱えており、常日頃から魔物の討伐を生業としているため、貴族社会では「狂血公爵」として恐れられている。王家の遊宴会で魔物が乱入するハプニングが起きた際、メルフィエラ・マーシャルレイドと出会い、その人柄と魔物食に対する知識に興味を抱いて求婚する。武勇に優れる一方で、メルフィエラのふわふわな髪の毛が好きといった意外な一面もある。魔物の首を一閃で落とす「首落とし」という技を得意としている。
クレジット
- 原作
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星 彼方
- キャラクター原案
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ペペロン
書誌情報
悪食令嬢と狂血公爵 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~ 8巻 講談社〈KCx〉
第1巻
(2021-10-29発行、 978-4065246917)
第2巻
(2022-01-28発行、 978-4065263723)
第3巻
(2022-05-30発行、 978-4065276266)
第4巻
(2022-10-28発行、 978-4065293799)
第5巻
(2023-03-30発行、 978-4065308202)
第6巻
(2023-08-30発行、 978-4065325261)
第7巻
(2024-01-30発行、 978-4065337721)
第8巻
(2024-06-28発行、 978-4065356883)