概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
今井 望緒 (いまい みお)
漫画家を生業とする女性。年齢は28歳。18歳で上京し、24歳で一度は自分の作品で漫画家デビューを果たすが、その後は鳴かず飛ばずで、現在は漫画家アシスタントとして働いている。しかし、自分の温めていた漫画のネタを同僚アシスタントのりえに盗用されたことをきっかけにアシスタントを辞め、書店でアルバイト生活を始める。また、両親からは地元に戻って結婚してはどうかとしつこくせまられており、辟易(へきえき)している。そんな中、自らが通っていた甲府の山西中学校が廃校となるのを機に開催された同窓会に参加する。そこで、当時仲がよかったクラスメイトの本田玲子、野瀬優美、岩崎奈々江、幼なじみの深沢稜と再会し、さらには初恋の人、雨宮秀一とも接点を持つことになる。さらに奈々江とは、雨宮を巡って対立して関係が悪化することになる。正義感が強く、友だち思いで優しい性格をしている。思っていることを言葉にせずに飲み込むことが多いが、考えていることがわかりやすく顔に出てしまう。雨宮からの積極的なアプローチに困惑しながらも、彼への思いを日に日に強めていく。中学時代に両親を失くしたクラスメイトの男子がいたことを記憶しており、彼のその後を気にかけている。
雨宮 秀一 (あめみや しゅういち)
東京でIT企業の社長を務める男性。年齢は28歳。今井望緒の中学生時代のクラスメイトで、初恋の人でもある。自らが通っていた甲府の山西中学校が廃校になることを知り、同窓会を企画して幹事役を買って出た。眉目秀麗な優等生で、中学生時代も誰からも好かれる人柄だったが、大人になってさらに輝きに磨きがかかり、周囲の女性たちからは羨望の眼差しを送られている。同窓会で再会した望緒に対して、最初から好意を抱いている様子で、スマートにアプローチを繰り返す。その後、中学生時代から気になる存在だったと告白し、改めて望緒に交際をせまった。
書誌情報
愛しい嘘 優しい闇 7巻 講談社〈BE LOVE KC〉
第1巻
(2021-07-13発行、 978-4065214664)
第2巻
(2021-09-13発行、 978-4065227886)
第3巻
(2021-12-13発行、 978-4065262382)
第4巻
(2022-01-13発行、 978-4065266915)
第5巻
(2022-08-12発行、 978-4065289099)
第6巻
(2023-05-12発行、 978-4065311455)
第7巻
(2024-04-12発行、 978-4065349700)