概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
旦那 (だんな)
殺し屋を生業とするせつなの夫。都内の会社に勤めるごくふつうの男性で、女性経験も非常に乏しい。会社の先輩に誘われた飲み会でせつなと出会う。互いに数会わせでの参加だったが意気投合し、連絡先を交換して僅かな交際期間を経て結婚した。せつなとデート中に事件に巻き込まれ、彼女に守られたことで殺し屋であることを知る。その正体を知って驚きはあったものの、彼女の事情をすぐに受け入れた。心優しく大らかな性格で、妻のせつなのことを第一に考えている。殺し屋のせつなが見せる、突飛な言動に振り回されることがたびたびあるものの、大抵のことには動じない度量を持っている。そのため、せつなの同僚・松成まりからは、異性とあまり縁のない殺し屋の女性にとって、「SSR」とも評されるほど、交際相手として優良物件と考えられている。また、ほとんど表情が動くことのないせつなの感情を一目で見抜くことができる、希有な人物でもある。昔、野球をしていた経験があり、せつなをバッティングセンターに誘った。
せつな
都内の組織に所属する殺し屋の女性。会社員の旦那と結婚したばかりの新婚。殺し屋としては業界を代表するすご腕で、国際S級ライセンスを持つ。旦那とは同僚の松成まりに誘われた飲み会で出会い、その場で意気投合して交際へと発展した。付き合った当初は殺し屋であることを伏せていたが、旦那が偶然にもある組織に狙われる事件に巻き込まれた際、彼の護衛を務めたことで自らの職業を明かした。両親が殺し屋という一家に育ったサラブレッドで、常日頃から感情を表に出さないように心がけている。しかし、旦那には初めて出会った時から、細かな表情の機微を見抜かれている。また恋愛経験に乏しいため、結婚してからも旦那とは初心な恋人のような関係を続けている。一方、家事全般が得意で、料理は一流の腕前を持ち、掃除は痕跡の一つも残さないほど徹底して行っている。唯一、朝が弱いことだけが弱点ながら、家事も仕事も一流なことから、一見すると完璧主義な女性に見える。殺し屋を引退して北国で農業を営む父親と、妹のはるかがいる。母親には一度も会ったことはないものの存命で、現役の殺し屋でもある。
書誌情報
拝啓…殺し屋さんと結婚しました 7巻 KADOKAWA〈MFC キューンシリーズ〉
第1巻
(2020-05-27発行、 978-4040646176)
第2巻
(2021-01-27発行、 978-4046801012)
第3巻
(2021-09-27発行、 978-4046807465)
第4巻
(2022-06-27発行、 978-4046814401)
第5巻
(2023-02-27発行、 978-4046821454)
第6巻
(2023-11-27発行、 978-4046830302)
第7巻
(2024-09-27発行、 978-4046839589)