新・コータローまかりとおる!

新・コータローまかりとおる!

蛭田達也の初連載作品『コータローまかりとおる!』の続編。現代日本の「私立鶴ヶ峰学園」を舞台に、さまざまな格闘技を極めた新堂功太郎が極端流柔道部を立ち上げ、西郷三四郎をはじめとした個性的な仲間と共に、ライバルたちと激闘を繰り広げる学園格闘ドラマ。前作同様に明るく痛快な作風はそのままに、素質はありながらも気弱なために実力を発揮できずにいた三四郎が、努力を重ねて成長する姿も見どころとなっている。講談社「週刊少年マガジン」1994年38号から2000年13号まで連載の作品。本作の続編として『コータローまかりとおる! L』がある。

正式名称
新・コータローまかりとおる!
ふりがな
しん こーたろーまかりとおる
作者
ジャンル
柔道
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

新堂 功太郎 (しんどう こうたろう)

私立鶴ヶ峰学園に通う3年生の男子。腰まである長い髪をなびかせている。本来ならすでに卒業していたはずだが、トラブルに巻き込まれた末に、幼なじみで風紀委員の渡瀬麻由美と共に留年することになる。能天気でスケベなお調子者ながら、運動神経抜群で空手をはじめとした複数の武術を極めている。また音感にも優れ、バンドでドラマーを務めたこともある。面白いことを何より好んでおり、どのような逆境の中でも自らが楽しむことを優先している。極端流空手部主将で極端流空手部の再興を志し、部員を強引に勧誘していた。だが、柔道部の新入生である西郷三四郎や三船久三の活躍に興味を抱き、極端流空手部を極端流柔道部に改め、柔道を本格的に極めようとしている。

西郷 三四郎 (さいごう さんしろう)

私立鶴ヶ峰学園に通う1年生の男子。第一男子柔道部に所属している。小柄な体型と気弱な性格が災いして、実力を発揮しきれずに先輩たちの柔道着の洗濯ばかりしている。そのため、中学柔道大会で優勝した醍醐大悟とその取り巻きたちからは、「シロ」と呼ばれてパシリ扱いされている。だが、実は柔道歴10年を越える実力者で、優れた素質を秘めている。醍醐との試合で負傷した際に、朦朧とした意識の中で幻の神技「山嵐」を決め、醍醐から一本を奪う。当初から空気投げの達人である三船久三は西郷三四郎の素質を見抜いており、すぐになかよくなった。

前作

コータローまかりとおる! (こーたろーまかりとおる)

蛭田達也の代表作で、『新・コータローまかりとおる!』『コータローまかりとおる!L』へ続くシリーズ1作目。新堂空手道場の一人息子、新堂功太郎が空手や柔道やプロレスなどの使い手と、さまざまな決闘を繰り広げ... 関連ページ:コータローまかりとおる!

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