日々は過ぎれど飯うまし

日々は過ぎれど飯うまし

P.A.WORKSのオリジナルアニメ『日々は過ぎれど飯うまし』のコミカライズ作品で、原案は『のんのんびより』のあっと、漫画は『恋する小惑星』のQuroが担当している。現代日本を舞台に、自炊に励む大学1年生の河合まこが、友人たちに誘われて入部した「食文化研究部」での賑やかな日常を描いた大学グルメコメディ。KADOKAWA「カドコミ」で2025年3月15日より連載。テレビアニメは2025年4月12日よりTOKYO MXほかで放送。まこを嶋野花、小川しのんを青山吉能が演じている。

正式名称
日々は過ぎれど飯うまし
ふりがな
ひびはすぎれどめしうまし
漫画
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
グルメ
レーベル
KADOKAWA
巻数
既刊1巻
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食文化研究部の活動を描いたグルメコメディ

本作は、食べることが大好きなまこを中心とする五人組のサークル「食文化研究部」の活動を描いたハートフル日常コメディで、女子大学生のグルメや友情をテーマにしている。かつてはダミーサークルとして適当にスタートした食文化研究部だったが、河合まこの加入を機にさまざまな挑戦を重ねていくうちに、徐々に部活らしくなっていく。当初は一人でいることが多かったまこが、食文化研究部を通して出会った友達と共に、楽しくキャンパスライフを過ごす様子が、ほのぼのとした雰囲気で楽しめる。

料理と食べることが大好きな女子大学生が主人公

大学1年生のまこは、得意な料理を楽しみながら一人暮らしを満喫していたが、始まったばかりの大学生活にはまだ少し馴染めずにいた。そんなある日、いつものように一人でお弁当を広げていると、彼女の目の前に勢いよく小学校時代の幼なじみ、小川しのんが現れる。しのんの目的は、比嘉つつじや古舘くれあと共に立ち上げたばかりの「食文化研究部」への勧誘だった。突然の誘いに戸惑ったまこは、一度は断ってしまうが、後日、たかお食堂でくれあと再会したことをきっかけに、食文化研究部への入部を決意する。

食文化研究部のドタバタの日々

まこが入部した「食文化研究部」は、実際にはダミーサークルであり、部長のしのんたちが部室でのんびり過ごすためだけに設立されたものだった。いつものように紅茶を楽しみながらくつろいでいた彼女たちのもとに、突然大学の事務員が抜き打ちのチェックにやってくる。「活動実態がはっきりしないサークルは廃部になる」と告げられ、一同は慌てて活動の証拠を作る準備を始める。しかし、食文化を研究するはずの部室にはまこのケトルしか道具がない中、彼女たちは廃部を回避するために対策を考えなければならなくなる。この絶体絶命のピンチを乗り越えたことで、思いがけず部は本格的に始動し、新たな仲間、星ななも加わり、部活動を通じて交流を深めていく。

登場人物・キャラクター

河合 まこ (かわい まこ)

稲荷女子大学に通う1年生の女子。料理と食べることが何よりも大好き。黒髪のロングヘアにヘアピンを付けている。幼い頃は明るい性格だったが、些細な失敗を恐れるあまり、今では人に声をかけるのが少し苦手になった。大学入学以降は一人暮らしを始め、基本的には自炊をしているが、たかお食堂でソースカツ丼を頼むまでは一人で外食した経験がなかった。大学でも一人で過ごすことが多いが、小学生時代の幼なじみ、しのんとの再会をきっかけに「食文化研究部」に入部した。仲間と共に囲む美味しい食事が、彼女の心を少しずつ解きほぐしていく。料理動画を配信しているゆるキャラ「モコ太郎」が大のお気に入り。誕生日は4月23日で、血液型はO型。

小川 しのん (おがわ しのん)

稲荷女子大学に通う1年生の女子。「食文化研究部」の部長を務めている。明るい茶髪のロングヘアをワンサイドアップにしている。まこの小学生時代の幼なじみで、まこを食文化研究部に誘った張本人。明るく陽気な性格と抜群の行動力が持ち味だが、時には無計画な思いつきでまこを振り回してしまうこともある。小学生の頃のあだ名は「おしんこ」だが、しのん自身はそれを恥ずかしく思っている。意外なことに、料理はまったくできないという一面を持つ。誕生日は7月1日で、血液型はB型。

クレジット

原案

書誌情報

日々は過ぎれど飯うまし 1巻 KADOKAWA

第1巻

(2025-05-28発行、978-4048114981)

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