概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
小ノ星 海果 (このほし うみか)
藤野岬高等学校の普通科1年A組に在籍する少女。年齢は15歳。身長151センチ。癖のある青紫色のロングヘアに、三角形を二つ連ねたデザインの髪飾りを二つつけている。趣味は読書で、SFやミステリを好む。国語が得意で、読書感想文での受賞経験もあるが、極度のあがり症のために人前に出ると吃音(きつおん)の症状が出てしまい、その能力を発揮することができない。地球に居場所がないとまで思い詰め、自作ロケットで宇宙に行き、テレパシーを使える宇宙人となかよくなることを夢見ている。「宇宙語辞典」を購入して学校に持ち込むほどの熱の入れようで、宇宙人を名乗るクラスメートの明内ユウに興味を示すものの、声を掛けることができずにいた。しかし、ユウの特殊能力「おでこぱしー」を体感して、彼女が本物の宇宙人であるという確信を強め、いっしょに宇宙を目指すことを約束する。紆余曲折を経て、ユウや副学級委員長の宝木遥乃、不登校の雷門瞬とロケット研究同好会を結成。同好会の会長として、活動に打ち込むようになる。
明内 ユウ (あけうち ゆう)
藤野岬高等学校の普通科1年A組に在籍する少女。宇宙人を自称している。桃色のロングヘアを二つに分け、一部を両側頭部でシニヨンにしている。頭頂部のアホ毛は感情に応じて形が変わる。宇宙語が堪能で、額をくっ付けて思考を読む「おでこぱしー」、探知能力「宇宙人レーダー」、瞬間移動能力「テレポーテーション」なども使用できる。また、あくまで自己申告ながら、「宇宙から降り注ぐ無限のエネルギー」がパワー源で、娯楽としての食事しかしない。灯台で暮らしており、宇宙語で記された航海日誌から、航路変更して地球に来たこと、宇宙船が故障したことを知るが、使命を思い出せずに苦悩している。灯台で目覚めた時ににぎっていた「明内ユウ」の学生証を頼りに入学式に参加し、現在に至る。勉強は苦手ながら、運動は得意。明るい性格で、クラスのムードメーカー的存在として人気を集めている。「宇宙語辞典」を所持していた小ノ星海果に興味を持ち、彼女の孤独と宇宙へのあこがれに触れ、いっしょに宇宙を目指す盟友となる。
書誌情報
星屑テレパス 4巻 芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉
第1巻
(2020-07-27発行、 978-4832272057)
第2巻
(2021-09-27発行、 978-4832273085)
第3巻
(2022-10-27発行、 978-4832274099)
第4巻
(2023-09-27発行、 978-4832274860)