映像研には手を出すな!

水の上に建つ奇妙な高校を舞台に、映像研究同好会を結成した少女三人がアニメ制作に挑戦する姿を描いた青春漫画。「TV Bros.」の漫画賞、ブロスコミックアワード2017大賞受賞作で、大童澄瞳のデビュー作にあたる。

正式名称
映像研には手を出すな!
作者
ジャンル
趣味・ホビー
レーベル
ビッグコミックス(小学館)
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あらすじ

第1巻

アニメ制作に興味がある浅草みどりと、その友人の金森は、アニメ文化研究会に加入しようかどうか迷っていたところ、読者モデルの少女、水崎ツバメと出会う。ツバメは親にアニメ文化研究会への入部を禁止されていたが、人物画が得意なツバメと背景が得意なみどりが試しに絵を合わせてみたところ、これはアニメでいけるという話になり、独自の同好会として映像研究同好会を結成する。当初はボロボロの部室の修理などに明け暮れる三人だったが、やがて数分間のアニメを完成させる。それを見た教師達や生徒会はその出来栄えに驚愕し、この三人にきちんとした予算を渡せば、凄いものが作れるのではないかと考え始める。

第2巻

最初に作った題名もないアニメで実力を認められた結果、映像研究同好会には予算が下りる事になった。一方でその条件として、次回作は内容も紐付きのものになる事となった。すなわち、文化祭向けにロボット研究部と合同で、ロボットが怪物と戦うという内容のアニメを作らされる事になったのである。ところがムラっ家の強い浅草みどりは、自分はロボットアニメを描きたくないと言い出す。そんな彼女に対し金森は、自分の作品に満足がいかないなら、もっと自由に満足のいく作品に仕上げ直せ、と告げるのだった。そして迎えた文化祭。娘がアニメ制作に携わる事に反対していた水崎ツバメの両親は、ツバメがかかわった作品の出来を見て、彼女がアニメを作る事を肯定する態度を見せる。

登場人物・キャラクター

浅草 みどり

芝浜高校に通う1年生の女子。映像研究同好会のメンバーの一人。画力が非常に高く、アニメーターとして才能にあふれた少女だが、一人で行動するのを怖がったりと、ムラっ気が強い。きっかけや環境が整わないと何もできないが、逆にそれらが用意された環境においては無類の行動力を発揮する。

金森

芝浜高校に通う1年生の女子。映像研究同好会のメンバーの一人。頭の回転が速く、非常に能弁で、人を煙に巻いたり、根回しを図ったりするのがうまい。浅草みどりのよきサポート役および資金調達役として、映像研になくてはならない存在。

水崎 ツバメ

芝浜高校に通う1年生の女子。映像研究同好会のメンバーの一人。大金持ちの家の令嬢であり、また読者モデルとしても、カリスマと評されている。映画俳優である両親から女優の道に進むように半ば強制されているが、本人は無類のアニメ好きで、アニメーターになるのが夢。人物画が得意。

集団・組織

映像研究同好会

浅草みどりが結成した新しい同好会。芝浜高校にはすでにアニメ文化研究会というアニメ制作を行っている部活があったが、水崎ツバメはそこに入部する事を親から禁じられていたため、彼女のためにみどりが立ち上げた。アニメ制作を活動の中軸に据えた同好会で、略称は「映像研」。

ロボット研究部

芝浜高校で100年以上も前から続いている伝統ある部活。「タロース」というロボット模型を創部以来改良し続けている。部員数が多い事もあって、それぞれ多少の温度差はあるが、基本的には部員のいずれも、ロボットに対する思い入れが強い。中でも小野という部員は重度のロボットオタクであり、映像研と協力して映像制作をするにあたり、多くの意見の食い違いを生じさせた。 略称は「ロボ研」。

場所

芝浜高校

水上に校舎が建てられている高校。学校へ入るのに橋を渡る必要があったり、意味のわからない高低差が存在したり、度重なる増改築の結果として複雑怪奇な構造になっていたりと、その趣はまさに「公立ダンジョン」と呼ぶに相応しいと、浅草みどりは語っている。略称は「芝高」。

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