概要・あらすじ
デザイン事務所を自ら退職し、春から無職になった春野漱介、25歳。次の仕事があるわけでも会社に不満があったわけでもない。ただ、しばらく働かずに暮らすことに決めた。漱介は花見の後、派手な髪色でしっぽのついた美少女と出会う。彼女は初対面なのに「あなたに会いにきた」と不思議なことを言う。漱介は色鮮やかな彼女をゴクサイちゃんと勝手に名付けた。
公園のベンチで彼女と話した後、そのまま眠ってしまった漱介。夜中に目覚めると、血だらけで道路に倒れ、救急車に運ばれるゴクサイちゃんを目撃し、強いショックを受ける。しかし翌日、彼女は無傷で漱介の前に現れ、「お嫁さんにしてほしい」と告白する。こうして謎の美少女ゴクサイちゃんが毎日のように押し掛ける、漱介のにぎやかな無職生活が始まった。