概要・あらすじ
楚小底大学の2回生・白浪理助は大言壮語を繰り返し、「サークルを3つ運営している」「学年主席」「3か国語が話せる」といった、自分を誇張する噓を周囲に信じ込ませていた。サークルを訪れた新入生・濱崎みなとみらいに一目惚れした理助は、彼女に好かれるため、様々なことを知ったかぶりして自身をアピールする。その一方で、自身の過去を知る元交際相手・加古川姫姫も楚小底大学に入学し、理助との復縁を求めて彼にアプローチを始める。
登場人物・キャラクター
白浪 理助 (しらなみ りすけ)
楚小底大学の2回生。20歳の男子。白い髪とおでこを出したヘアスタイルが特徴。身長が小さく、それにコンプレックスを抱いている。また高校時代に努力を重ねて交際した加古川姫姫にあっさりと振られたため、女性を悪魔と断定するなど、偏見を持っている。その一方で惚れやすい一面も持つ。人から頼られるために大言壮語を続けているうちに、「サークルを3つ運営している」「学年主席」「3か国語が話せる」といった噓を周りに信じ込ませてしまう。 会話の中で相手に対してマウントを取るために、ありとあらゆる手段を尽くして知ったかぶりをする。
加古川 姫姫 (かこがわ ひめき)
楚小底大学の1回生。二つ結びにした金髪が特徴の女子大生。性格は非常に天然であるが、容姿端麗のため異性からの人気は高い。白浪理助とは同じ高校出身で、当時交際をしていたが、あっさりと振ってしまう。しかし色々な男性との交際を経て、改めて理助の魅力に気づき、彼に復縁を求める。天然の振る舞いで、マウントを取ろうと試みる理助を翻弄していく。
濱崎みなとみらい (はまさき みなとみらい)
楚小底大学の1回生。黒髪ロングの女子大生。同調圧力に弱く、角を立てないコミュニケーションをするために、自分が思ってもないことを口走ってしまう。サークルや諸活動を通して、格好いい大学生になることを目指している。オランダ語を専攻している。