概要
出発集団の董事で、社内の順位的にはナンバー10にも入らないが、実質的にはナンバー2か3と言われている。出発集団から孫鋭を追い出そうと画策、裏社会にも通じ上海を支配しようと企むが、島耕作や孫鋭に見抜かれて失敗に終わる。
経歴
出発集団から追放されると、裏社会に潜り、自身の悪事を知る上海東立電機の下柳幹二総経理を暗殺する。(取締役島耕作)
上海投資投資集団のメンバーとなり、中国政府の元で国際ビジネスにおける裏のネゴシエイターとして活躍。奚錦梅の偽名を使う。ボリビア政府の役人と麻薬取引を材料に使った交渉で失敗し、マフィアに命を狙われるが辛くも生き延びる。その後も非合法な方法で国際ビジネスの世界で暗躍。島耕作には借りがあり、出発集団CEO孫鋭の子供が誘拐された際には島耕作の要請を受けて事件を解決した。(社長島耕作)
関連人物・キャラクター
孫 鋭 (そん えい)
中国で三本の指に入る大手家電メーカー出発集団のCEO(経営最高責任者)。初芝電器産業の創始者吉原初太郎の著書で経営哲学を学ぶ。北京にやってきた馬島典子にひと目ぼれし猛烈にアタックする。初めは一般的な労... 関連ページ:孫 鋭
関連キーワード
出発集団 (ちゅーふぁー)
『島耕作シリーズ』に登場する企業。中国で三本の指に入る大手家電メーカー。初芝電器産業とは業務提携している。CEO(経営最高責任者)は孫鋭。孫鋭の理念で引き抜きを行わず、生え抜きの社員を揃える。 歴史・... 関連ページ:出発集団
登場作品
取締役島耕作 (とりしまりやくしまこうさく)
作品発表当時の経済状況を物語に織り込みながら、日本屈指の大企業で取締役となった島耕作が、中国の表と裏のビジネス界で悪戦苦闘する姿を描く。弘兼憲史の代表作『エピソード1 課長島耕作』、『エピソード2 部... 関連ページ:取締役島耕作
社長島耕作 (しゃちょうしまこうさく)
作品発表当時の経済状況、政治状況を物語に織り込みながら、島耕作が日本屈指の大企業の社長として、政界をも巻き込みながら日本経済のために奮闘する姿を描く。弘兼憲史の代表作『エピソード1 課長島耕作』から続... 関連ページ:社長島耕作