最終教師（漫画）- マンガペディア

概要・あらすじ

都内最悪の不良校帝王学園高校に赴任してきた最終教師茶羽顔八。彼の正体は遺伝子工学研究所梅雄会館から脱走したゴキブリの遺伝子を組み込まれた実験体であった。力づくで生徒を屈服させようとする顔八に総番長の白鳥雛子は手下たちと共に戦いを挑む。

登場人物・キャラクター

白鳥雛子 (しらとりひなこ)

帝王学園高校総番長。2年梅組所属の女子高生。黒髪をポニーテールにまとめた美女。最終教師として赴任した茶羽顔八と血みどろの戦いを繰り広げた。類い希な戦闘能力と美貌で帝王学園高校の不良学生たちをまとめ上げている。幼少時よりブルマーをはき続けていたため極端な冷え性となり、ブルマーを脱ぐと熱を出して倒れるという弱点を持つ。愛用のブルマーにはフクスケのマークが付いている。

茶羽顔八 (ちゃばねがんぱち)

帝王学園高校に赴任してきた教師。教育のための最終兵器たる究極の教師・最終教師を名乗っている。眉間のほくろがトレードマーク。その正体は遺伝子工学研究所梅雄会館から脱走した実験体X－8号で、人間にゴキブリの遺伝子を合わせたゴキブリ人間である。ゴキブリなみの生命力と怪力で生徒達を屈服させ、支配しようと企む。名前は金八先生をもじったものと思われる。

狩魔無礼 (かりまぶれい)

遺伝子工学研究所梅雄会館所員。元T大医学部助教授。アフロヘアにサングラスの風貌。研究所から脱走した実験体茶羽顔八を始末するため、地位も名誉も捨て追い続け、帝王学園高校に現れた。帝王学園高校では白鳥雛子と協力して顔八と戦った。ゴキブリ人間である顔八と戦うため、自らの身体をゴキブリの天敵クモ人間に遺伝子改造している。アロンアルファの数百倍の強度を誇る超粘液を肛門から出すことができる。漫画原作者の狩撫麻礼が名前と風貌の元ネタとなっている。

渡辺隆一 (わたなべりゅういち)

帝王学園高校二年梅組を取り仕切る番長。総番白鳥雛子を支える腹心。アホ揃いの帝王学園高校の中でインテリの神様と称される頭脳派でもある。長髪に眼鏡のがっしりした体型。制服のボタンを上までとめている事が多く、不良学生ぽくない外観をしている。

梅吉 (うめきち)

帝王学園高校二年梅組生徒。情報収集能力に優れた白鳥雛子の腹心。ブルマを脱いだことで弱体化した雛子に何度もブルマを届けた。出っ歯でギョロ目の上、両頬に大きな傷があるいかつい風貌。常に学生帽を被っている。

寛介 (かんすけ)

帝王学園高校二年梅組の生徒。白鳥雛子の側近のひとり。中肉中背の目立たぬ風貌。番長の渡辺隆一と行動を共にすることが多い。

鈴木校長 (すずきこうちょう)

帝王学園高校校長。不良生徒たちにより教師のほとんどが退職してしまった帝王学園高校を立て直すため、最終教師茶羽顔八を呼び寄せた。「話せば長いことながら」が口癖。

三年松組組長 (さんねんまつぐみくみちょう)

帝王学園高校三年松組を率いる組長。ガクランの上に陣羽織を羽織ったスキンヘッドの巨漢。額に幾筋かの傷がある。茶羽顔八の出現に乗じて白鳥雛子から総番の座を奪い取ろうとしたが、結局は顔八に倒されてしまう。その後も情勢によって顔八側についたり、雛子側についたりと節操にない日和見的な行動を繰り返した。

轟天輪衛門 (ごうてんりんえもん)

帝王学園高校二年梅組生徒。ライダースーツを身にまとった明治34年生まれの老人。五つの頃から単車に乗り始め、タイヤのおもむくまま世界の道を東へ西へ学校にも行かずに駆けずり回った結果、留年に次ぐ留年で現在に至る。茶羽顔八が巻き起こした戦闘バイク騒動の際、初めて白鳥雛子と出会うが、協力して顔八と戦った。愛車はボアアップしたBMWのデユアルパーパス・モデル。超人的なバイクテニックを持つ。

梅雄会館所長 (ばいおかいかんしょちょう)

ゴキブリ人間茶羽顔八を産み出した遺伝子工学研究所梅雄会館所長。人類と他動物の遺伝子融合実験を主導したマッドサイエンティスト。額に「長」の文字が書かれている。X-8号こと茶羽顔八に脱走されたことで前途をはかなみ、薬を飲んで自殺した。

コンビニ店長 (こんびにてんちょう)

白鳥雛子行きつけのコンビニ店の店長。最終教師茶羽顔八の登場と雛子のブルマー常時着用発覚により、帝王学園高校内で勢力争いが勃発した際、何者かに依頼されて、仲間と共に雛子を襲った。帝王学園高校殺人部OB連の一員で、百円玉を指で弾いて撃ち出す指弾の使い手。コンビニのレジから百円玉を尽きることなく補充して雛子を襲ったが、渡辺隆一が盾となって彼女を守ったことで敗北した。

集団・組織

帝王学園高校 (ていおうがくえんこうこう)

都内最悪の低能高校。非行問題が後を絶たないため停学校と呼ばれている。総番長は白鳥雛子。生徒たちの素行の悪さに教師が次々と辞めていき、無法地帯となったことから、最終教師茶羽顔八が赴任してきた。校舎の壁には白骨死体が多数埋まっている。

梅雄会館 (ばいおかいかん)

ゴキブリ人間茶羽顔八を作りだした遺伝子工学研究所。住民の反対運動対策として、表向きは結婚式場を装っている。予防法、治療法が確立されていない猛毒性ウィルスの研究とともに、裏では人類と他動物の遺伝子融合の研究が行われていた。一応政府公認の施設である。

桃組パープルピーチズ (ももぐみぱーぷるぴーちず)

『最終教師』に登場する暴走族組織。帝王学園高校の生徒で構成されている。お頭は桃太郎を気取ったヘルメット＆羽織を身にまとい、他のメンバーたちは犬、猿、雉を模したヘルメット＆マスクを身につけている。茶羽顔八が開発した戦闘バイクによって壊滅させられた。

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EC

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