生徒会の一存

私立碧陽学園の生徒会に所属する役員たちが、生徒会の仕事もせずに、雑談や空想などをネタにしておしゃべりを続けていく。美少女ゲームや、ボーイズラブ、アニメや漫画のパロディなどが満載のギャグストーリー。原作は葵せきな、キャラクター原案は狗神煌(いぬがみきら)。

正式名称
生徒会の一存
作画
原作
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
ドラゴンコミックスエイジ(富士見書房)
巻数
全8巻
関連商品
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概要・あらすじ

私立碧陽学園生徒会は、ちょっと変わった選抜方法が取られていた。学園生徒による人気投票(投票枠)によって、生徒会役員が決められ、これまで会長には人気のある美少女がなっていた。現在の生徒会の役員、会長桜野くりむ、副会長椎名深夏(しいなみなつ)、書記紅葉知弦(あかばちづる)、会計椎名真冬も人気投票で選ばれた美少女ばかり。

だがそこに1人、ある野望をたぎらせて生徒会に入った男がいた。副会長、杉崎鍵である。実際に生徒会役員が人気だけで選ばれると、運営面から優秀な人材が得られないことがある。それをサポートする意味で、生徒会役員の選出にはもう1つ方法があり、成績がトップになった生徒も生徒会に加わることができる(優良枠)。

そして杉崎は、生徒会を自らのハーレムにする野望のもと、それまで下位にあった成績をトップにまで引き上げ、ついに副会長の座を射止めた。そして、生徒会初日から役員たちを前にして、堂々とハーレム宣言。その日のうちに、彼のいいかげんな性格が、役員たちに知れ渡るのだった。

登場人物・キャラクター

杉崎 鍵

私立碧陽学園2年B組に所属。生徒会の副会長を務める。自らの思考と行動は、すべてエロに直結すると自称する少年。見た目は美少年で、人望も意外とあり、そこそこ女子生徒からもモテている。だが、発言までエロに関連することが飛び出るため、女子生徒からは警戒されている。生徒会には優良枠で入り、初日から役員の美少女たちに対し、みんな好きなので付き合ってと、告白をしている。 生徒会は、会長の桜野くりむをはじめ役員全員が、仕事もせずにおしゃべりすることが日課となっているが、実は彼女たちが帰った後に彼だけが残り、仕事をこなしている。義妹の林檎、幼馴染の飛鳥という2人の女の子がきっかけで、新聞部から二股疑惑をかけられたことがある。

桜野 くりむ

私立碧陽学園3年A組に所属。生徒会の会長を務める。小柄で体にメリハリがなく、小学生のような体形の美少女。身長145㎝。可愛く、萌え要素もあるため、男女ともに生徒全員から強い支持を受け、人気投票(投票枠)によって、生徒会会長になった。ただ、考え方や行動も子供並みなところがあり、会議中には親友で生徒会書記の紅葉知弦(あかばちづる)の膝の上で、飴をもらって喜んでいたり、今でも赤ずきんの絵本が好きだったりする。 怖い話や、勉強が苦手。杉崎鍵のことは「杉崎」と呼ぶ。知弦からは「アカちゃん」と呼ばれている。

紅葉 知弦

私立碧陽学園3年A組に所属。生徒会の書記を務める。腰まである長い黒髪と、巨乳、長身の大人っぽい少女。クラスメートで親友、生徒会でもいっしょの桜野くりむのことが大好きで、彼女をいじめるのは自分か、自分が認めた者だけで、他の者が彼女をいじめたり遊ぶことは許せない。そのため、生徒会ではいつもくりむに抱きついたり、膝の上に乗せて雑談などをしている。 また、女王様気質があり、学園の土木研究会の男子生徒からは「アネさん」と呼ばれ、彼女が手を叩くだけで姿を現し、力作業をこなしていく。成績は常にトップ。ときどき眼鏡をかけることがある。杉崎鍵のことを「キー君」と呼び、彼のことをけっこう気に入っている。

椎名 深夏

私立碧陽学園2年B組に所属。生徒会の副会長を務める。髪の左右に黒いリボンをつけた美少女。だが、容姿とは真逆で、ボーイッシュな性格と口調、畳の上に座るときは制服姿でも平気であぐらを組む。スポーツが得意で、野球に参加したときは凄い剛球を投げてキャッチャーを泣かし、打ったときは、打球が飛んでいるヘリコプターに当たって故障させるほど。 熱血好きで、少年漫画をよく読む。あまり男子に興味がなく、とくに恋愛に関しては男を信用していない。とはいえ、別に百合に興味があるわけではない。生徒会の会計である椎名真冬の姉。また、数学も得意で、成績は学年4位。杉崎鍵のことを「鍵」と呼ぶ。

椎名 真冬

私立碧陽学園1年C組に所属。生徒会の会計を務める。頭に大きな白いリボンをつけた美少女。ゲーム廃人と自称するほどゲームが大好きで、1日22時間プレイしているという。ゲーム部に所属。また、ボーイズラブも好きで、杉崎鍵を題材に小説を書いており、杉崎も彼女に乗せられて、つい自分と男子生徒とのベッドシーンを書いたことがある。 生徒会の副会長椎名深夏の妹。国語が得意で、成績は学年20位。杉崎のことを「先輩」と呼ぶ。

真儀瑠 紗鳥

私立碧陽学園の女教師で、生徒会の顧問。ショートヘアで、うしろの髪はアップにまとめている、巨乳美女。胸の谷間を強調するスーツを着ている。ときどき生徒会に顔を出すが、分厚い漫画雑誌を読むなど、あまりやる気がない。授業中に話がよく脱線し、生徒会会長の桜野くりむから抗議されたことがあるが、くりむ以外の生徒にはおおむね理解されている。 ゲームが好き。

藤堂 リリシア

私立碧陽学園の新聞部部長。腰まである長い髪に、左右にリボンをつけている。生徒会を新聞のネタにすることが多く、役員たちをよく観察している。とくに生徒会会長の桜野くりむには記者として強く興味を持ち、くりむの失敗談を新聞記事に掲載したことがある。だが、それ以来くりむからは警戒されている。 また、生徒会書記の紅葉知弦(あかばちづる)が苦手。自分の名前にコンプレックスを持っている。

私立碧陽学園の女子生徒。ショートヘアに、薔薇のアクセサリーがついたヘアバンドをしている。生徒会の副会長椎名深夏(しいなみなつ)とは親友同士。現役のアイドルで活躍中で、杉崎鍵に片想いをしている。

集団・組織

私立碧陽学園

杉崎鍵、桜野くりむ、紅葉知弦(あかばちづる)、椎名深夏(しいなみなつ)、椎名真冬、真儀瑠紗鳥(まぎるさとり)、藤堂リリシア、巡(めぐる)が所属する高校。男女共学校。この学校の生徒会役員を選出する方法には、「投票枠」と「優良枠」の2種類ある。 投票枠は、人気投票によって役員たちが選出され、その結果容姿重視に傾いて、実務面での能力は疎かになりがち。それを補う意味で、優良枠が存在する。これは、成績が学年1位の者が生徒会に入るかどうか決められるというもの。現在の生徒会でも、副会長の杉崎が、生徒会の実務を1人でこなしている。

生徒会

生徒会会長は桜野くりむ。副会長は、杉崎鍵と椎名深夏(しいなみなつ)、書記は紅葉知弦(あかばちづる)、会計は椎名真冬の5人で、生徒会を運営している。顧問は、国語の女性教師、真儀瑠紗鳥(まぎるさとり)。生徒会室の前には目安箱が置かれ、生徒からの嘆願書が入れられるようになっている。 また、終業式には生徒会役員による寸劇を、会場で行うことが恒例。

新聞部

新聞部部長は藤堂リリシア。部室前には連絡ボックスが設けられ、そこに部長あての手紙が入っていると、それをもとに記事の作成や取材を行っている。「注目美少女特集号」という雑誌を作って、生徒に配布したことがある。また、昨年、生徒会会長の桜野くりむの失敗談を記事にしたことがあり、それ以来リリシアとくりむの仲が悪い。

クレジット

キャラクターデザイン

狗神煌

関連

生徒会の一存

書誌情報

生徒会の一存 全8巻 富士見書房〈ドラゴンコミックスエイジ〉 完結

第1巻

(2009年5月発行、 978-4047126046)

第2巻

(2009年10月発行、 978-4047126312)

第3巻

(2010年4月発行、 978-4047126619)

第4巻

(2010年12月発行、 978-4047126985)

第5巻

(2011年6月発行、 978-4047127296)

第6巻

(2012年1月発行、 978-4047127708)

第7巻

(2012年7月発行、 978-4047128118)

第8巻

(2013年1月発行、 978-4047128491)

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