概要
日本の漫画家。女性。1969年「別冊マーガレット」3月号にて『こっち向いてママ!』でデビュー。以後、「週刊マーガレット」にて活躍。1977年には「LaLa」に活躍の場を広げ、『摩利と新吾』の連載を開始。1984年まで続く長期連載となった。1985年には『夢の碑』で第30回小学館漫画賞を受賞。1998年には、日本の古典作品をマンガで描いた『雨月物語』で第1回文化庁メディア芸術祭大賞を受賞した。代表作である『アンジェリク』『夢の碑』『大江山花伝 夢の碑 番外編』『とりかえばや異聞』は宝塚で舞台化されている。2017年には、48年間の画業をまとめた『総特集 木原敏江 エレガンスの女王』が発売され、同書の刊行を記念して原画展が開催された。
ヒストリー
- 1948年2月14日
東京都目黒区に生まれる。
- 1969年
「別冊マーガレット」3月号に『こっち向いてママ!』を掲載。漫画家デビューとなる。
- 1977年
「LaLa」にて『摩利と新吾』の連載を開始。好評を得て、1984年までの長期連載となる。
- 1980年
『アンジェリク』が舞台化。月組公演『アンジェリク』-炎の恋の物語-が、宝塚大劇場、東京宝塚劇場で公演される。
- 1985年
『夢の碑』で、第30回小学館漫画賞(少女向け部門)受賞。
- 1998年
『雨月物語』で、第1回文化庁メディア芸術祭大賞(マンガ部門)受賞。
- 2017年10月26日
48年間の画業をまとめた『総特集 木原敏江 エレガンスの女王』刊行。
- 2017年11月3日
『総特集 木原敏江 エレガンスの女王』発売を記念して、東京・銀座スパンアートギャラリーにて原画展を開催。
受賞
- 1985年
第30回 小学館漫画賞/『夢の碑』 少女向け部門
- 1998年
第1回 文化庁メディア芸術祭大賞/『雨月物語』 マンガ部門