末っ子皇女殿下

末っ子皇女殿下

ヒペリオン帝国待望の第三皇女として生まれたエニシャ・ロドゴ・ヒペリオンの前世は、魔導国アルカスの大魔導士だった。元大魔導士のエニシャが、かわいらしい赤ちゃんパワーで世を丸く収めていく姿を描いた転生ファンタジー。原作は韓国の小説であり、海外で人気を博した漫画の日本語版。フルカラー。「ピッコマ」にて2021年9月14日より配信を開始。

正式名称
末っ子皇女殿下
ふりがな
すえっここうじょでんか
原作者
SAHA
漫画
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
転生
レーベル
フロース コミック(KADOKAWA)
巻数
既刊5巻
関連商品
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概要・あらすじ

大陸全土の魔法の源、天空の魔導国・アルカス。その中で最も力を持つ大魔導士が、ある日突然、大型魔法陣にとらわれて意識を失う。そして、気がついた時には、ヒペリオン帝国の第三皇女エニシャ・ロドゴ・ヒペリオンに転生していた。ヒペリオン帝国には、初代皇帝から語り継がれる予言がある。それは「ヒペリオンに3つ目の星が浮かび上がりし時、帝国は無限の栄光をその手に収めん」というものである。ヒペリオンでは、太陽は皇帝を、月は皇后を、星は皇女・皇子を象徴する。「3つ目の星」とは第三皇子あるいは第三皇女を指すため、歴代皇帝は「3つ目の星」を熱望してきたが、数百年間それは叶わなかった。そしてこの度、待望の第三皇女・エニシャが誕生したのだ。前世の記憶を持つ特別な皇女・エニシャはものすごく大切に扱われた。しかし、父親の皇帝・ロドゴは、しまいこんだ宝物を確認するように、ちらっと顔を見てすぐ帰るだけだった。双子の皇子も同様で、妹に会いに来るのは授業をさぼるための口実に過ぎなかった。自分に対する扱いが雑だと不満に思ったエニシャは、父や兄をメロメロにしてやろうと決意。愛らしい赤ちゃんの仕草を駆使して、ついには父・兄を自分のトリコにすることに成功する。

登場人物・キャラクター

エニシャ・ロドゴ・ヒペリオン

ヒペリオン帝国の第三皇女で、金髪の愛らしい赤ちゃん。前世は天空の魔導国・アルカスの大魔道士。いつの間にか張られていた大型魔法陣にとらわれて意識を失い、エニシャに転生する。愛嬌を武器に、皇帝ロドゴ、双子の皇子ヘラード・ロドゴ・ヒペリオン、ロシエル・イメレタ・ヒペリオンをトリコにし、すぐに部下を殺そうとする父や乱暴な兄たちを、必殺の笑顔でたしなめる。兄のヘラードからは「シワクチャ」の愛称で呼ばれる。

ロドゴ

ヒペリオン帝国の皇帝。エニシャ・ロドゴ・ヒペリオンの父親。金髪と浅黒い肌が特徴。冷酷無比な性格で、「戦場の殺戮者」「暴れ馬」「猛獣」など数々の異名で恐れられている。最初はエニシャをかわいがっていなかったが、彼女の愛嬌作戦にはまり、周りが引くほどの親バカになる。

ヘラード・ロドゴ・ヒペリオン

ヒペリオン帝国の第一皇子。ロシエル・イメレタ・ヒペリオンとは双子。次期皇帝の有力候補で、金髪と浅黒い肌が特徴。残虐非道な性格が父とよく似ており、好戦的な性格で剣術の腕前に優れる。最初はあまりエニシャ・ロドゴ・ヒペリオンをかわいがらなかったが、彼女の笑顔にやられてメロメロになる。エニシャを「シワクチャ」と呼ぶ。

ロシエル・イメレタ・ヒペリオン

ヒペリオン帝国の第二皇子。ヘラード・ロドゴ・ヒペリオンとは双子。黒髪と白い肌が特徴で、優雅だが冷酷な性格をしている。亡き皇后ロシエル・イメレタとよく似ており、その名を受け継いでいる。剣術の腕前に優れているが、体を動かすことは大嫌いである。ヘラード同様、エニシャ・ロドゴ・ヒペリオンの笑顔にやられてメロメロになる。

クレジット

原作

SAHA

書誌情報

末っ子皇女殿下 5巻 KADOKAWA〈フロース コミック〉

第1巻

(2021-12-27発行、 978-4040649276)

第2巻

(2022-08-05発行、 978-4046814630)

第3巻

(2023-02-03発行、 978-4046821737)

第4巻

(2023-08-04発行、 978-4046827135)

第5巻

(2024-05-02発行、 978-4046832719)

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