概要
日本の漫画家。女性。中学生の頃から、少女漫画雑誌に投稿を続ける。1982年『英語教師』で第6回ヤングジャンプ青年漫画大賞に準入選。同年、「ガロ」に『少年』を発表して漫画家デビュー。しばらくのち「週刊少年ジャンプ」に『JUN』の連載を開始した。1988年「週刊ヤングジャンプ」に連載した『少年アシベ』が大ヒット。テレビアニメ化されたほか、キャラクターグッズなどが展開され、大人気となった。また、同年「まんがくらぶ」に連載した『ここだけのふたり!!』も好評で、第21回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。2005年「漫画アクション」にて『大阪ハムレット』の連載を開始。オムニバスで描かれる、関西を舞台にした悲喜劇が高評価を受け、2006年に第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2007年に第11回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。
ヒストリー
- 1962年9月7日
奈良県に生まれる。
- 1982年
『英語教師』で第6回ヤングジャンプ青年漫画大賞準入選。
- 1982年
「ガロ」から『少年』でデビュー。「週刊少年ジャンプ」には『JUN』の連載を開始した。
- 1988年
「週刊ヤングジャンプ」にて『少年アシベ』の連載を開始。ゴマフアザラシの赤ちゃんなど、可愛らしいキャラクターが受け、大ヒットとなる。
- 1991年4月4日
『少年アシベ』がテレビアニメ化。TBS系列で放映される。
- 1992年
『ここだけのふたり!!』で、第21回日本漫画家協会賞優秀賞受賞。
- 2002年
毎日新聞夕刊にて、4コマ漫画『ウチの場合は』の連載を開始。
- 2006年
『大阪ハムレット』で、第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。
- 2007年
『大阪ハムレット』で、第11回手塚治虫文化賞短編賞受賞。
- 2009年1月17日
『大阪ハムレット』が、松坂慶子、岸部一徳などのキャストで実写映画化される。
受賞
- 1982年
第6回 ヤングジャンプ青年漫画大賞準入選/『英語教師』
- 1992年
第21回 日本漫画家協会賞優秀賞/『ここだけのふたり!!』
- 2006年
第10回 文化庁メディア芸術祭優秀賞/『大阪ハムレット』 マンガ部門
- 2007年
第11回 手塚治虫文化賞短編賞/『大阪ハムレット』
作品
- 1988年
-
作者
- 1988年
-
作者
- 1988年
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作者
- 1995年
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作者
-
作者
- 1995年
-
作者
- 2000年
-
作者
- 2002年
-
ウチの場合は
作者
- 2005年
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作者
- 2010年
-
作者
- 2013年
-
作者
- 2016年
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原作
- 2017年
-
原作
- 2019年
-
作画
関連キーワード
山科 けいすけ (やましな けいすけ)
日本の漫画家。男性。東洋大学卒。妻は同じく漫画家の森下裕美。大学卒業後はアルバイトをしながら漫画を描き続け、1983年、第49回月例ヤングジャンプ賞佳作受賞。「週刊ヤングジャンプ」 1983年9月1日... 関連ページ:山科 けいすけ
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