概要・あらすじ
16歳の茶谷ヒナは女子高生でお笑い芸人。女性二人で「ラブトラップ」という名の漫才コンビを組んでいる。父親は国民的スターで、好感度ナンバーワンの人気芸人、ブラボー茶谷。芸能界一のモテ男である父に、「男はケダモノだ」と言われ育ったヒナは、男嫌いになってしまう。そんな中、初めてバラエティ番組に出演が決定した「ラブトラップ」の二人だったが、それはイケメンアイドル「七代目デンジャラスウルフ」のリーダー、如月穂高が出演、企画する番組だった。
企画内容は「女芸人」と「アイドル」、どちらのチームが、ビーチにいる女性客をより多く笑顔にできるかという対決。笑いでの勝負なら負けないと思っていたヒナだったが、穂高はイケメンパワーで次々と女性を笑顔にし、仲間の女芸人たちも虜にしてしまう。
女芸人チーム劣勢のため、穂高はヒナに逆転のチャンスをあげようと、ヒナをステージにあげる。穂高とヒナは二人で漫才を始めたものの、このままでは穂高のファンを味方につけることはできないと考えたヒナは、「穂高のヌードを見て帰ってください」と彼の上着を会場に投げる。次は海パンをともみ合っている最中、人間大砲に穂高を入れてしまい、海に飛ばしてしまう。
結果、番組は盛り上がり、ヒナは無茶苦茶をしたもののレギュラーを獲得した。番組の企画で共演するたびに、妄想とは違って紳士的で優しい穂高に、ヒナはドキドキさせられてしまう。
登場人物・キャラクター
茶谷 ヒナ (ちゃたに ひな)
16歳の女子高生。お笑い芸人で「ラブトラップ」という名前の漫才コンビを組んでいる。ボケ担当。父親は好感度ナンバーワンの人気芸人、ブラボー茶谷で、芸能界一のモテ男だった。父から「男はみんなケダモノだから気をつけろ」と教育され、男嫌いになってしまう。イケメンは特に警戒し、遊ばれて捨てられるなど、様々な妄想を膨らませてしまう。 父のように、日本中の人を現役でずっと笑わせることができる芸人になるのが目標。前髪は眉位置より短く、少しカールのかかった腰までのロングヘア。美少女だが、甘えたところがなく、笑いのためならなんでもやる根性もプロ意識もある。
如月 穂高 (きさらぎ ほだか)
ワイルド系アイドルグループ・「七代目デンジャラスウルフ」のリーダー。歌って踊れるトップアイドルの男性。番組の企画も担当している。髪はツートンカラーにしていて、前髪の根本を立たせている。イケメンで、女子が喜ぶ台詞や行動を、さらりと自然にできてしまう天然ジゴロ。茶谷ヒナに無茶なことをされたり、失礼なことを言われても、許してくれる優しくて器の大きい人物。 ヒナのことを面白いと気に入っている。
要 (かなめ)
女子高生のお笑い芸人。茶谷ヒナの相方で、「ラブトラップ」という名前の漫才コンビを組んでいる。ツッコミ担当で関西弁で話す。髪型はショートヘアで、前髪にメッシュを入れており、八重歯がある。
ブラボー茶谷 (ぶらぼーちゃたに)
茶谷ヒナの父親。高感度ナンバーワンの人気芸人で、全盛期には20本のレギュラーを持つ国民的スター。そのトーク力でどんな女性でも口説き落とせる、という芸能界一のモテ男。一人娘のヒナに、「男が優しい言葉をかけるのは、やらしいことをしたいだけ」と言って、男はみんなケダモノだと教育し、ヒナを男嫌いにさせてしまう。