漫画学科のない大学

漫画学科のない大学

東京大学に合格した主人公くずチリが、大学に通いながら漫画家を目指す物語。日本最難関の大学にいながら、「漫画家になる」ために必要なこと以外は一切しないという、一風変わった学生生活が描かれる。実際に東大生だった経験を持つ作者による、実話をもとにしたフィクションで、登場人物にもモデルがある。くずチリと常に行動をともにする女子高生が登場するが、彼の脳内にいる人物なので、他人には見えない。小学館「サンデーうぇぶり」2016年7月13日より配信。

正式名称
漫画学科のない大学
ふりがな
まんががっかのないだいがく
作者
ジャンル
作家・漫画家
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概要・あらすじ

20XX年、東京大学合格発表の日。くずチリは合格者の中に、自分の受験番号を見つけた。くずチリの側にはいつも女子高生がいるが、彼女は他の人には見えない。なぜならその女子高生は、くずチリの脳内の産物だからだ。そんなわけで、晴れて東大生になったくずチリだったが、彼は勉強など、一切するつもりはなかった。彼の目標は漫画家になることなのだ。だから授業中も、漫画のためにキャラクターデザインなどをして過ごす。当然サークルも、漫画以外のものには入れない。そこでくずチリは「東大まんがくらぶ」(漫研)に入部。マンガ原稿を描くほか、学園祭で似顔絵を描いたり、合宿で市販漫画誌について研究したりと、漫画やイラスト一色の学園生活を過ごす。毎日を部室で過ごし、二年生になったくずチリは「東大まんがくらぶ」の部長になる。そして半年間かけて描いた漫画をいよいよ出版社に持ち込む。漫画家になる使命を持ったくずチリは、確実にまんが道を歩み続けていた。

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