概要・あらすじ
強気な性格の女子高生、嫁田ひよりは幼なじみの犬堂勇虎と恋人同士。しかしその関係は、かつて勇虎が所属していた不良グループの抗争が原因で、ひよりの額に傷が残ってしまった事件が発端。勇虎は、今でもひよりに負わせてしまった傷のことを気にしているのだった。勇虎の弟でひよりと同い年の犬堂龍舞は、勇虎からひよりのボディガード役を頼まれている。ぶっきらぼうで喧嘩っ早い性格の龍舞は、嫌な態度を取ったり、首筋に嚙み付いたり、ひよりを困らせるようなことばかりをする。しかし、ひよりがピンチに陥ったときに助けてくれるのは決まって龍舞なのだった。勇虎の本心を知りたいひよりと、ひよりに過保護な態度を取る勇虎、ひよりに対して素直になれない龍舞の三人は、あやうい関係を続けながらさまざまな事件に巻き込まれていく。
登場人物・キャラクター
嫁田 ひより (よめだ ひより)
強気な性格の女子高生。幼なじみの犬堂勇虎とは恋人同士。勇虎がかつて所属していた不良グループの抗争に巻き込まれ、額に傷を負ってしまう。そのことがきっかけで、勇虎と付き合い始める。初恋の相手でもある勇虎に対して、一貫して好意を抱き続けている。同時に過保護で責任感が強すぎる勇虎に対して、自分への罪悪感を持ち続けてほしくないとも思っている。同い年でよく意地悪な行動をしてくる犬堂龍舞とはよく喧嘩をしているが、そんな龍舞のとっぴな行動に胸をときめかせてしまうこともあり、困惑している。
犬堂 勇虎 (いぬどう ゆうと)
嫁田ひよりの幼なじみで、ひよりの彼氏。責任感の強い性格の持ち主。かつて有名な不良グループのリーダーだったが、ほかのグループとの抗争にひよりを巻き込んでしまい、ひよりの額に傷を負わせてしまった過去を持つ。そのことを気にしており、ひよりと付き合うようになってからも彼女には過保護なほど気を使って接している。事件があってからグループはやめ、喧嘩もしないようにしているが、街の不良たちからは今でも一目を置かれており、昔の友人から頼られることも多い。
犬堂 龍舞 (いぬどう りょうま)
犬堂勇虎の弟で、嫁田ひよりとは同い年の少年。喧嘩っ早くて乱暴な性格の人物。街の不良からは「狂犬」とあだ名されている。勇虎からひよりの番犬役を頼まれており、強気でトラブルに巻き込まれがちなひよりを助けている。ひよりに対しては好意を抱いている様子だが、首筋に嚙み付いたり、意地悪な態度を取ったりすることが多い。
書誌情報
無敵の番犬に噛みつかれまして 7巻 小学館〈フラワーコミックス〉
第1巻
(2020-03-26発行、 978-4098707225)
第2巻
(2020-03-26発行、 978-4098707256)
第3巻
(2020-06-26発行、 978-4098710492)
第4巻
(2020-11-26発行、 978-4098712199)
第5巻
(2021-02-25発行、 978-4098713127)
第6巻
(2021-05-26発行、 978-4098713349)
第7巻
(2021-08-26発行、 978-4098714476)